ダニエル・リカルドは、2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGPの決勝を13位で終えた。ミディアムタイヤで9番グリッドに着いたダニエル・リカルドは、スタートで11番手まで順位を落として、ピットストップ後はハースの2台の後ろとなり、そこから抜け出すことができずに13位でフィニッシュした。
「スタート手順はなにも間違っていなかったはずだけど、残念ながらスタートでポジションを落としてしまい、結果的にポイントを逃しまった」とダニエル・リカルドは語った。「ポイント圏内からすぐに外れてしまい、安定性に欠けていたように感じたので、チームと原因の追求に努めなくてはならない」「レースでは他車との隊列の中で走ることになり、ダーティーエアーの中で苦労した。これは僕たちのマシンの弱点でもある。前方がひらけた状況では悪くないペースで走れていたと思うけど、トラフィックにはまった瞬間に苦戦してしまった」「ミッドフィールドで走っていると、小さなことが影響してくる。予選でよりよいポジションを獲得するために努力してきたので、決勝のスタートをより確実なものにすることが重要だと思う」「裕毅と僕がスタートでヒュルケンベルグの前をキープできていたら、レース終了までポジションを守れただろうし、集団の対処もうまくいって、違うレース展開になったのかもしれない」「僕にとって数年ぶりとなるモナコGPがもう来週に迫っているので、今は気持ちを切り替えて楽しむつもりだ」