ダニエル・リカルド(RB)は、2024年F1第5戦中国GPの予選を12番手で終えた。今大会で新シャシーを導入したリカルドは、午前中に行われたスプリントでは14番グリッドからスタートして11位でフィニッシュ。午後の予選ではQ2進出を果たして12番グリッドを獲得。今季初めて角田裕毅を上回った。
「これまでのところ、僕たちにとってはよりポジティブな週末だったし、シーズンのベストだ」とダニエル・リカルドはコメント。「今週末はシャシーを交換して、マシンのフィーリングが良くなったし、自信も持てるようになった。だから、励みになるけど、まだ1つのサーキットに過ぎない。上海はいつも楽しんでいるし、過去にもいい経験があるから、これからの数レースで自分たちのパフォーマンスを証明し続ける必要があると思う」「今朝は楽しめた。ポジティブな収穫もあったし、明日のレースにむけて学ぶこともできた。レース中盤のDRSトレインは少しトリッキーだったけど、バルテリ(ボッタス)をクリアしてからはケビン(マグヌッセン)をかなり早く捕まえることができた。最後の数周はいいバトルができたが、残念ながらポイント獲得とはならなかったけど、スプリントでポイントを獲得するのは難しいだろうということは分かっていた。個人的には、今日のほうがフィーリングが良かったし、スプリントは間違いなく以前よりもアタックしやすいレースだった」「昨日とは路面コンディションがかなり変わっていて、雨で路面が滑りやすくなっていたり、風向きが変わっていたりと、いつもと違う状況だった。 そのため、予選の前にはいくつかの課題があった。予選のラップには満足しているし、それ以上のものはなかったと思っている。Q3では直接のライバルが何台かいて、彼らはもう少しペースを上げていたけど、僕らには周りのクルマよりもう少しペースがあると感じている。同時に、他の何台かが後ろから僕たちに挑戦してきているように思う」「今朝のスプリントは励みになったし、ロングランでもう少し示せることを願っている。おそらく1ストップレースになるだろうけど、このサーキットはフロントリミテッドの独特なサーキットだから、2ストップになる可能性もある。12番手スタートはまずまずの位置だと思うし、前のマシンに追いついてポイントを獲得するチャンスもあると思う」
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