スクーデリア・アルファタウリからF1復帰することが決定したダニエル・リカルドは、レッドブルF1とのタイヤテストでセンセーショナルなペースを記録したと伝えられている。ローレンス・バレットによると、火曜日のピレリタイヤテストでのリカルドのベストラップは、先週末のF1イギリスGPでP2に出場する資格を得るのに十分だったという。
だが、リカルドのラップタイムは1分27秒415で、シルバーストンでポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペンのタイム(1分26秒720)かたコンマ7秒だったとしている。ただし、タイヤはソフトタイヤではなく、路面状況も土曜日よりも良くなかったことを差し引けば、コンマ2秒差でフロントロー獲得も可能だったとの見解が示されている。ダニエル・リカルドにとって、RB19での走行は、初めて2023年F1マシンでのドライブとなる。スピンはしたものの、F1のベテランであるリカルドはまだ必要なものを持っているようだ。Daniel Ricciardo taking the Red Bull for a spin at Silverstone today (via @RichieDow90)pic.twitter.com/Wj6by2PHSz— ESPN F1 (@ESPNF1) July 11, 2023 リカルドは来週末のF1ハンガリーGPからニック・デ・フリースに代わってスクーデリア・アルファタウリから出場することになる。リカルドが最後にF1マシンをドライブしたのは、マクラーレンでの最後のレースとなった2022年のアブダビGP。テスト前にはF1からの「休息」はもう十分だと語り、来年アルファタウリでドライブする可能性を否定しなかった。「とても楽しみだよ!」とリカルドはSpeedCity Broadcastingに興奮を語った。「普段はドライブするためにぶらぶらしているだけだ。いい意味で、パンツに蟻がたかるような休みはもうたくさんだ」「でも、もちろん驚異的なクルマだし、シルバーストーンのような高速サーキットでそれを感じられることに興奮している」これまでレッドブルのピットウォールとチームシミュレーターに閉じこもっていたリカルドだが、再びF1のグリッドに立ちたいとうずうずしているという。「ああ、もちろん恋しいよ。レースに向けてビルドアップしていくのがレースウイークエンドで一番好きな部分なんだ」とリカルドは語った。「10~15分くらいでグリッドに着くと、本当に素晴らしくて、グリッドは超満員で、ちょっとした動物園のようで、カオスなんだけど、ある意味で楽しいカオスなんだ。だから恋しいけれど、すべて順調だ」「すべては成り行きに任せているし、いつかはグリッドに戻れると確信している。もちろん、100%の確信があるわけじゃないけど、いつかまたそうなると確信している」
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