ダニエル・リカルドは、ルノーF1チームに勝者のメンタリティを取り戻すよう求めた。今年、レッドブルからルノーに移籍したダニエル・リカルドは、シーズン前半の12戦でわずか4回の入賞という厳しいスタートを切った。ルノーに適応する時間のなかで、リカルドはレッドブルとルノーにある大きな違いについて振り返り、レッドブルに匹敵する“一定の自信”がチームには必要だと感じていると語った。
「チームに加入した初日から、エンジニアリング面、人員、そして、会議など、かなり多くのものが配置されていると感じた。すべての分析、タイヤ分析、シャシー開発などのすべてにおいてね」とダニエル・リカルドはコメント。「でも、レッドブルに加入したときに感じた大きなことは、彼らはすでに勝者だったということだ。でも、ここにきたときには自信が少し欠けていることに気づいた。彼らは長い間勝っていないからね」「それは傲慢というわけではない。チーム内には一定レベルの自信や誇りはあるけど、レッドブルのレベルではないと感じた。正当な理由によってね。でも、僕たちはそれを実現しようとしている」ダニエル・リカルドは予選で4番手となり6位でフィニッシュし、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグも7位入賞を果たしたカナダGPが、ルノー内部の考え方を変えることを促進の働きをしたと考えている。「カナダは本当に状況が変わったと思った瞬間だった。僕たちは予選4番手になり、全員が満足していた。でも、それは僕たちがワールドタイトルを獲得したわけではなかった。今の僕たちはここに属しているという感覚だったし、本当にスイッチが入った」「何かに勝ったようだった。ドライバーとして、このレベルにいる僕たちは全員に才能があるけど、自分にはそれができる本当に信じるメンタリティが必要だ。チーム、メカニック、エンジニアにとってもそれは同じだ」「彼らに一歩を踏み出せると本気で信じれるメンタリティがあれば、それが勝利につながっていく。それが僕が目にした大きなことであり、ポジティブなことだ」