ダニエル・リカルドは、F1フランスGPの決勝を7位でフィニッシュしたものの、2つのインシデントにそれぞれ5秒加算ペナルティを科せられて11位に降格。自身のSNSで本音を語った。ダニエル・リカルドは、ターン8でアウト側からランド・ノリス(マクラーレン)をオーバーテイクしたが、コース外に飛び出してエイペックスの手前で復帰。ターン9でノリスを押し出す形となった。
また、このバトルの隙を突いて2台の前にキミ・ライコネン(アルファロメオ・レーシング)が飛び込んだが、続くストレートでダニエル・リカルドがコース外から抜き返して7位でフィニッシュした。レース後、ダニエル・リカルドは「悔いはない。トライしただけだ。本気で攻めないで後退するよりはずっといい」と投稿したが、すぐに削除している。ダニエル・リカルドはペナルティを伝えたF1公式ツイッターに「炎上するかもしれないね。でも、黙っとこう。みんなが楽しんでくれていることを願っている」とリツイートした。その後、インスタグラムには「今日もまたダブルポイントフィニッシュのはずだった。馬鹿げたことは起きるものだ」とコメント。「チームは本当によくやってくれた。チームにはもっといい結果がふさわしかったので申し訳ない。僕は競争するのが好き。レーシングは楽しい。悔いはない。オーストリアでがんばろう。シュニッツェルとか、いろいろあるしね。楽しみにしているよ」と語った。