ダニエル・リカルドは、F1中国GPでルノーのF1マシンでようやくチェッカーフラッグを見ることができたことをとにかく嬉しく思っていると語る。今年レッドブル・レーシングからルノーに移籍したダニエル・リカルドだが、母国GPとなったオーストラリアGPではオープニングラップでフロントウイングを壊したことが影響してリタイア。続くバーレーンGPでもポイント圏内を走行していた終了間際にエンジントラブルによってリタイアを喫していた。
しかし、第3戦中国GPでは、ルノーのドライバーとして初めてレースを完走してだけでなく、今シーズン初ポイントを獲得した。ダニエル・リカルドは、7位で入賞したことよりも、とにかくチェッカーフラッグにたどり着けたことを嬉しく思うと語る。「いい気分だ。たぶん、ガレージの僕のスタッフたちもそうだと思う。僕たちはまだチェッカーフラッグを見ていなかったからね」とダニエル・リカルドはコメント。「彼らのために何回もハイファイブをして回ったよ。彼らが笑顔を浮かべて飛行機で帰ることができて嬉しく思う」だが、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグは再び不運に見舞われ、MGU-Kの故障によって今季2度目のリタイアを余儀なくされた。ルノーF1チームのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、2019年シーズンのスタートが期待に沿っていないとし、ルノーがすべての問題を解決してトップタイムと争えるようになるにはしばらく時間がかかると認めている。
全文を読む