ダニエル・リカルド、メルセデスとフェラーリへの移籍失敗に恨み節

将来的にF1ワールドチャンピオン獲得を目標に掲げるダニエル・リカルドには、トップ3チームを形成するライバルのメルセデスとフェラーリへの移籍が噂されたが、どちらも実現することはなく、最終的にトップへ返り咲くために再建を進めているルノーF1チームに移籍する道を選んだ。フラストレーションを感じたかと質問されたダニエル・リカルドは「率直に答えるとイエスだね」とダニエル・リカルドは Sky Sport F1 にコメント。「今後12ヶ月もまだ一日に終わりに考えると思うし、誰もがメルセデスとフェラーリは倒さなければならないチームだと言うだろう」「たぶん他のチームもどこかで勝つかもしれないけど、彼らはまだ短期的なチームだと思う」中国GPとモナコGPで優勝して2018年に素晴らしいスタートを切ったダニエル・リカルドだったが、契約交渉において成果を挙げることはなくその後は一度も表彰台に上がることなくシーズンを終えた。「特に最初の6レスで2勝を挙げていたし、2勝を挙げていたのはセブ（ベッテル）、ルイス、そして、僕だけだった。その段階では他のドライバーは僕たちに及ばなかった」「引きがある感じていたし、言ってみれば、それ以上の良い結果はなかっただろう。ある意味、それ以上のことは期待していなかったし、その時はうまくいっていると思っていた」ダニエル・リカルドは、フェラーリがキミ・ライコネンに代えてシャルル・ルクレールを起用するという決断を下したことは理解しているが、バルテリ・ボッタスを残留させるというメルセデスの選択は“保守的”だと語った。「ルクレールは若いし、今後の展望もある。僕の結果や彼の結果がどうだったかに関わらず、おそらくルクレールの昇格は彼らの計画の一部だったんだと思う」とダニエル・リカルドは説明する。「フェラーリのことはそう見ているし、僕はそれを尊重している。レッドブルがプログラムを通して若手を起用するのを見てきたからね。ある意味、時間の問題だったと思う」「メルセデスはちょっと違った状況だったと思う。彼ら選んだ道は少し違った力学が働いた。彼らにとってそうする方が保守的だったと思うけど、うまく機能していたので僕が議論することはできない」「ルイスはドライバーズチャンピオンを獲得して、チームはコンストラクターズチャンピオンを獲得したので、ある意味、彼らは必要なすべてのチェックボックスにチェックを入れたことになる」