ダニエル・リカルドは、チームメイトのジャン・エリック・ベルニュの最近の好調に対する自分の成績にフラストレーションを溜めている。レッドブルの姉妹チームのドライバーである2人は、2014年のレッドブルのマーク・ウェバーの後任候補として名前が挙げられている。F1カナダGPでは、ジャン・エリック・ベルニュが6位フィニッシュしたのに対して、ダニエリ・リカルドは15位でフィニッシュ。
ダニエル・リカルドは、チームメイトと比較した自分のレース結果に失望していることを認めた。「どのレーシングドライバーとも同じように、チームメイトと戦うことに非常に高いモチベーションを持っている。なので、ジェヴが素晴らしいレースをしたときに、あのような不甲斐ないレースをしたことはフラストレーションが増す」とダニエル・リカルドは述べた。「それを気にしなければ、彼の結果は僕たちにとって本当にポジティブだ。チームは本当にやる気に満ちているし、全てがうまくいけば、僕たちには本当に早いクルマがあるので、良いポイントを争う力があるとわかっている。そう考えられるのは素晴らしいことだ」2週間前のモナコでも、ジャン・エリック・ベルニュが8位入賞を果たした一方で、ダニエル・リカルドはロマン・グロージャンに追突されてリタイアでレースを終えている。「2つのレースは、カレンダーでもお気に入りのトラックの2つだったので、とてもフラストレーションが溜まったし、悪い結果になってしまった。あれこれ考えすぎることがある。僕は、週明けに遅くまでトラックに残って、レースを最大限に生かせるように全てを理解しようとする傾向にある。期待してた結果が得られなかったときはさらにフラストレーションを感じる」「今の僕にとってベストな状況は、その反対のことをして、ちょっとF1について考えないようにすることだ。なので、家族と数日間休暇を取るつもりだ。今末に英国に戻って、そのあとファエンツァのチームと連絡を取るつもりだ」現在、ダニエル・リカルドは7ポイントで14位、ジャン・エリック・ベルニュは13ポイントで12位につけている