F1イギリスGPでヒスパニア・レーシングでF1デビューを飾るダニエル・リカルドが、初レースへの意気込みを語った。ダニエル・リカルド (ヒスパニア)「シルバーストンで初めてF1レースができることをとても嬉しく思っている。僕にとって大きな意味がある。ここにいる僕たちの多くと同じだと思う。子供の頃から夢見ていたけど、それが現実になるなんて信じられないよ! 僕にとって非常に特別な瞬間になるだろうし、ちょっと感情的になってしまうかもしれない」
「契約には非常に満足している。今シーズン、F1カーでレースをするとは思っていなかったので、レッドブルがシートを見つけてくれたことは物凄いことだし、このチャンスと両方のチームからのサポートに感謝している。マシンの適応にあまり時間がかからないことを願っている。過去に新しい環境やマシンにうまく適応できていたと思うので、週末の最後までには力強い進歩を果たせていると確信している」「目標はできるだけ多くのレースを完走して、経験を積むことだ。若手ドライバーとして最も重要なことだと思うし、経験は貴重だ。もちろん、完走したいし、チームをグリッドのさらに高い位置にもたらして、成功したレースをしたい。シルバーストンの週末に関しては、フィニッシュすることが第一目標だと思う。体力的にも精神的にもそれが良い報いだと思うし、あらゆる学習過程の一部だと思う」「今年のヒスパニアの進歩はフォローしてきたけど、実際に入ってみて、内外のことを知るまでチームがどのように行っているかを知るのは難しい。でも、彼らは去年のデビューシーズンから改善していると確信しているし、その改善は正しい方向に向かっていると思う。彼らはうまくやっている。F1に参入するどんなチームもすぐに優位に立つことはないし、時間なかかるものだ。何度かトニオと会っているし、彼はF1での多くの経験があるし、クールな人なので、多くのことを学べると思う。ナレインとは会ったことがないので彼についてはあまり話すことはできないけど、彼もクールな人だと思う」「英国に関しては、僕はロンドンが大好きだし、世界の最高の都市のひとつだと思う。できることはたくさんあるし、多くの文化や素晴らしい場所がある。サーキットも高速特性なので大好きだ。僕は高速コーナーが大好きだし、シルバーストンは全てが非常に良い流れだし、素晴らしいリズムを掴むことができる。マゴッツ-ベケッツのセクションがお気に入りだ」「2008年6月にこのサーキットでこれまでで最高のレースができた。フォーミュラ・ルノー・ユーロカップのレースで、最終ラップの残り数コーナーでレースに勝った。僕たちは週末ずっと最速とはいえなかったけど、最後のレースでなんとか勝てたし、勝ち目のないパフォーマンスだった」