鈴鹿サーキットで開幕した2026年F1日本グランプリのフリー走行1回目は、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップタイムを記録し、キミ・アントネッリとのワンツーでセッションを終えた。開幕2戦を終えたばかりの各チームにとって、新世代マシンの理解をさらに深める重要なセッションとなったが、メルセデス勢が早くもその速さを示した形だ。
序盤はフェラーリ勢が主導 新世代マシンのデータ収集も進行セッション序盤はハードタイヤを選択するマシンが多く、ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールが交互に基準タイムを更新していった。各チームはエアロレーキやフロービズ塗料を使用し、空力データの収集を進める姿も見られた。これらのデータは次戦マイアミに向けた開発に活用される見込みだ。また、アストンマーティンはフェルナンド・アロンソに代わってリザーブのジャック・クロフォードを起用し、ホンダのホームレースである日本GP初日の走行を任せた。ラッセルが主導権 ソフト投入で決定的な差セッション中盤、ラッセルがトップタイムを記録する一方で、アイザック・ハジャーはブレーキの冷えや挙動の不安定さを訴え、オーバーステアに見舞われる場面もあった。ルクレールが一時トップに立つなど接戦が続き、上位4台は0.079秒差に収まる混戦となったが、ラッセルはソフトタイヤ投入後に再びトップを奪還。チームメイトに対して0.2秒以上の差をつけ、メルセデスの一発の速さを印象付けた。その後、アントネッリがラッセルのミスもあって一時トップに立つが、最終的にはラッセルが1分31秒666で首位を守り切った。アルボンとペレスが接触 デブリで終盤に波乱ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンはデグナー2でグラベルに飛び出しバリアに接触。その後、同じコーナーでセルジオ・ペレスと接触し、コース上にデブリが散乱する事態となった。このインシデントはセッション後に審議対象となる。メルセデス優勢 マクラーレンも復調の兆し最終的にラッセルがトップ、アントネッリが0.026秒差で続き、メルセデスが1-2を記録した。ランド・ノリスとオスカー・ピアストリはそれぞれ3番手、4番手と好位置につけ、中国GPでのダブルDNSからの巻き返しに向けて好スタートを切った。フェラーリ勢はルクレールが5番手、ハミルトンがそれに続き、マックス・フェルスタッペンは7番手にとどまった。リアム・ローソンは8番手、エステバン・オコンとアービッド・リンドブラッドがトップ10を締めくくった。週末最初のセッションを終え、各チームは続くフリー走行2回目でさらなるデータ収集を進める。FP2は15時に開始予定だ。2026年F1日本GP FP1結果1.ジョージ・ラッセル(メルセデス) - 1分31秒666(26周)2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) - 1分31秒692(25周)3.ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分31秒798(20周)4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) - 1分31秒865(22周)5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 1分31秒966(25周)6.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) - 1分32秒040(22周)7.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) - 1分32秒457(26周)8.リアム・ローソン(レーシングブルズ) - 1分32秒529(26周)9.エステバン・オコン(ハースF1チーム) - 1分32秒601(22周)10.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) - 1分32秒665(29周)11.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) - 1分32秒759(27周)12.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) - 1分32秒798(26周)13.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) - 1分32秒803(26周)14.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム) - 1分32秒900(26周)15.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) - 1分32秒978(24周)16.フランコ・コラピント(アルピーヌ) - 1分33秒361(23周)17.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) - 1分33秒383(26周)18.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) - 1分33秒697(21周)19.セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム) - 1分34秒221(18周)20.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム) - 1分34秒490(24周)21.ランス・ストロール(アストンマーティン) - 1分35秒294(21周)22.ジャック・クロフォード(アストンマーティン) - 1分36秒362(11周)