2024年のF1世界選手権 第4戦 日本GPの予選が4月6日(土)に鈴鹿サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がポールポジションを獲得。角田裕毅(RB)は3戦連続のQ3進出を果たして10番グリッドを獲得した。フェルスタッペンは1分28秒197をマーク。鈴鹿では3年連続3回目、開幕から4戦連続、昨年から数えて5戦連続、通算36回目のポールポジションとなった。2番手には0.066秒の僅差でチームメイトのセルジオ・ペレスが続き、レッドブル・レーシングがフロントローを独占した。
15時。曇り空の気温18度、路面温度28度と予選には絶好のコンディションでセッションはスタート。5台が脱落するQ1ではピエール・ガスリー(アルピーヌ)が開幕から4戦連続でのノックアウトとなった。3番手にはトップから0.292秒差でランド・ノリスが続いた。チームメイトのオスカー・ピアストリも6番手に入り、マクラーレンが鈴鹿で速さを見せている。ちなみにピアストリは今日が23歳の誕生日。また、マクラーレンは、今大会で日本人アーティストのMILTZがデザインした特別カラーのMCL38を走らせている。4番手は前戦オーストラリアで優勝したカルロス・サインルJr.。チームメイトのシャルル・ルクレールは8番手とスクーデリア・フェラーリの一発でさえなかった。5番手にはアストンマーティンのフェルナンド・アロンソ。アップデートが導入されたマシンで鋭い走りをみせた。メルセデスは、ルイス・ハミルトンが7番手、ジョージ・ラッセルが9番手。ハミルトンは今季の予選ベストリザルトで、ラッセルを上回るのは今シーズン初めて。角田裕毅(RB)は3戦連続となるQ3進出を果たして10番手。ストロールが脱落したビッグ5チームの枠をしっかりと手にした。日本GPでは2年連続でトップ10入り。あとは鈴鹿初ポイントだけが残された仕事となる。チームメイトのダニエル・リカルドは、0.055秒差の11番手となり、ポイント獲得に望みを繋いだ。12番手にはニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が予選マスターの輝きを見せてQ2進出。Q2では最初のラップがトラックリミット違反で抹消されたが、12番手まで巻き返した。対照的にチームメイトのケビン・マグヌッセンはQ1敗退で18番手だった。ハースを含め、下位チームは、チームメイト間の成績が対照的。ザウバーはバルテリ・ボッタスが13番手なのに対して周冠宇が20番手。ウィリアムズはアレクサンダー・アルボンが14番手なのに対してローガン・サージェントが19番手。アルピーヌはエステバン・オコンの15番手に対してガスリーが17番手という結果となった。2024年F1 日本GPの決勝レースは、明日7日(日)の14時からフォーメーションラップが行われる。2024年F1日本GPはレッドブル・レーシングがフロントロー独占2024年F1 日本GP 予選 順位・ラップタイム 順位NoドライバーチームQ1Q2Q3 11マックス・フェルスタッペンレッドブル1分28秒8661分28秒7401分28秒197 211セルジオ・ペレスレッドブル1分29秒3031分28秒7521分28秒263 34ランド・ノリスマクラーレン1分29秒5361分28秒9401分28秒489 455カルロス・サインツフェラーリ1分29秒5131分29秒0991分28秒682 514フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分29秒2541分29秒0821分28秒686 681オスカー・ピアストリマクラーレン1分29秒4251分29秒1481分28秒760 744ルイス・ハミルトンメルセデス1分29秒6611分28秒8871分28秒766 816シャルル・ルクレールフェラーリ1分29秒3381分29秒1961分28秒786 963ジョージ・ラッセルメルセデス1分29秒7891分29秒1401分29秒008 1022角田裕毅RB1分29秒7991分29秒4171分29秒413 113ダニエル・リカルドRB1分29秒7271分29秒472  1227ニコ・ヒュルケンベルグハース1分29秒8211分29秒494  1377バルテリ・ボッタスザウバー1分29秒6021分29秒593  1423アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分29秒9631分29秒714  1531エステバン・オコンアルピーヌ1分29秒8111分29秒816  1618ランス・ストロールアストンマーティン1分30秒024   1710ピエール・ガスリーアルピーヌ1分30秒119   1820ケビン・マグヌッセンハース1分30秒131   192ローガン・サージェントウィリアムズ1分30秒139   2024周冠宇ザウバー1分30秒143  
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