2024年のF1世界選手権 第2戦 サウジアラビアGPのフリー走行1回目が3月7日(木)にジェッダ・コーニッシュ・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペンが最速タイムをマークした。中盤にソフトタイヤでタイムを出しにいったフェルスタッペンは1分29秒659でタイムシートにトップに立った。チームメイトのセルジオ・ペレスが0.209秒差で3番手に入った間に、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がトップから0.186秒差の2番手に食い込んだ。
ペレスは2022年のサウジアラビアグランプリで自身初のポールポジションを獲得しており、昨年はフェルスタッペンを抑えて優勝している。舞台となるジェッダ・コーニッシュ・サーキットは、全長6.175kmとスパ・フランコルシャンに次いでF1カレンダーに2番目に長く、27のコーナーと3つのDRSゾーンを備えたカレンダーで最速のストリートサーキットとなる。バーレーンGPと同様、午後に行われるFP1は予選や決勝(投光照明の下で行われる)のコンディションを反映するものではない。そのためセッションはイニシャルセットアップの確認とタイヤバランスのベースデータを収集するのが一般的。RBとハースはミディアムとハードだけで走行し、ソフトは使用しなかった。サインツは体調不良のため水曜日のメディア対応をスキップしたが、FP1にはトラックに参加した。フェラーリ勢は、シャルル・ルクレールとカルロス・サインツがそれぞれ5番手と6番手。7番手のランド・ノリス(マクラーレン)はフェルスタッペンから0.5秒以上の差がついた。このセッションでトップ10に入ったのはルイス・ハミルトン(メルセデス)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)だった。15番手だったオスカー・ピアストリ(マクラーレン)を除いては上位5チームがトップ10入りしている。ストロールにとっては完全にスムーズなセッションではなく、ターン22で左フロントタイヤが壁にぶつかってしまった。バルテリ・ボッタスはトップ10圏内にわずか0.183秒及ばなかった。ダニエル・リカルドはミディアムでベストタイムを記録したが、ソフトでは走らず、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ローガン・サージェント(ウィイアムズ)、オスカー・ピアストリに先んじて12番手タイムを記録した。角田裕毅も同様で、ソフトでは走行せず16番手に終わった。ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、周冠宇(ザウバー)が続き、ニコ・ヒュルケンベルグとケビン・マグヌッセンのハースの2台が最後尾に名を連ねた。F1サウジアラビアGP フリー走行2回目は、この後26時(現地時間20時)から行われる。F1サウジアラビアGP フリー走行1回目 順位・ラップタイム 順位Noドライバーチームタイヤギャップ周回11マックス・フェルスタッペンレッドブル1分29秒658 24214フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分29秒8450.18624311セルジオ・ペレスレッドブル1分29秒8680.20923463ジョージ・ラッセルメルセデス1分29秒9390.28023516シャルル・ルクレールフェラーリ1分30秒9390.37124655カルロス・サインツフェラーリ1分30秒1640.5052474ランド・ノリスマクラーレン1分30秒2310.57226844ルイス・ハミルトンメルセデス1分30秒2360.57721918ランス・ストロールアストンマーティン1分30秒5800.921181023アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分30秒7471.088261177バルテリ・ボッタスザウバー1分30秒7831.12426123ダニエル・リカルドRB1分30秒9171.258251331エステバン・オコンアルピーヌ1分30秒9451.28627142ローガン・サージェントウィリアムズ1分30秒9661.307271581オスカー・ピアストリマクラーレン1分30秒9771.318221622角田裕毅RB1分31秒0361.377251710ピエール・ガスリーアルピーヌ1分31秒0461.387251824周冠宇ザウバー1分31秒1311.472241920ケビン・マグヌッセンハース1分31秒4111.752192027ニコ・ヒュルケンベルグハース1分31秒5771.91818
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