2023年F1第23戦(最終戦)アブダビGPのフリー走行2回目が11月24日(金)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)がトップタイムをマークした。FP1では10人のドライバーがルーキー枠にマシンを譲ったため、FP2が初走行。FP2セッションは予選・決勝と同じ時間帯で行われることもあり、非常に重要な60分間となるはずだった。
しかし、開始から10分も経たないうちにカルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)がターン3のバンプでコントロールを失ってバリアに激しくフラッシュ。赤旗中断となり、マシンの撤去とバリアの修復のために長い時間を要した。残り26分でセッションは再開されたが、今後はニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)がターン1でスピンを喫してリアウイングを破損させてストップ。再び赤旗中断となり、残り約15分で再開する。そのため、最多周回はアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)の20周にとどまった。フリー走行2回目のトップタイムを記録したのはシャルル・ルクレール。この日初走行となったルクレールは16周の走行で1分24秒809をマークした。2番手は0.043秒の僅差でランド・ノリス(マクラーレン)が続いた。チームメイトのオスカー・ピアストリは10番手。3番手には0.173秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が続いた。チームメイトのセルジオ・ペレスは5番手。レッドブル勢の間に割って入ったのがバルテリ・ボッタス。チームイトの周冠宇も7番手に入り、ウィリアムズ、アルファタウリとランキング7位の座を争うアルファロメオが好スタートを切った。周冠宇を挟むようにジョージ・ラッセルが6番手、ルイス・ハミルトンが8番手とメルセデス勢が続いた。9番手のピエール・ガスリー(アルピーヌ)、そして、ピアストリまでが10番手。今週末に大規模なフロアアップデートを投入したスクーデリア・アルファタウリは、ダニエル・リカルドが12番手、角田裕毅が15番手。直近のライバルであるウィリアムズはアレクサンダー・アルボンが16番手、ローガン・サージェントが18番手だった。F1アブダビグランプリ2日目となる11月25日(土)は、フリー走行3回目が19時30分(現地時間14時30分)、予選が23時(現地時間18時)から行われる。F1アブダビGP フリー走行2回目 結果・タイム 順位NoドライバーチームタイムGAPLAPS 116シャルル・ルクレールフェラーリ1分24秒809 16 24ランド・ノリスマクラーレン1分24秒8520.04318 31マックス・フェルスタッペンレッドブル1分24秒9820.17317 477バルテリ・ボッタスアルファロメオ1分25秒0240.21516 511セルジオ・ペレスレッドブル1分26秒1120.30317 663ジョージ・ラッセルメルセデス1分26秒1220.31317 724周冠宇アルファロメオ1分25秒2230.41418 844ルイス・ハミルトンメルセデス1分25秒3150.50616 910ピエール・ガスリーアルピーヌ1分25秒3210.51215 1081オスカー・ピアストリマクラーレン1分25秒3610.55218 1114フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分25秒3970.58817 123ダニエル・リカルドアルファタウリ1分25秒4670.65816 1318ランス・ストロールアストンマーティン1分25秒4920.68317 1431エステバン・オコンアルピーヌ1分25秒5660.75717 1522角田裕毅アルファタウリ1分25秒6690.86017 1623アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分26秒0811.27220 1720ケビン・マグヌッセンハース1分26秒4131.60418 182ローガン・サージェントウィリアムズ1分26秒6591.85017 1955カルロス・サインツフェラーリ1分26秒7071.8884 2027ニコ・ヒュルケンベルグハース1分26秒1472.3387
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