2021年 F1メキシコGPの予選が11月6日(土)にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われ、バルテリ・ボッタスがポールポジションを獲得。ルイス・ハミルトンも2番手に続き、メルセデスF1がフロントローを独占した。メルセデスF1が隠し持っていた。フリー走行3回目までは標高の高いメキシコシティでレッドブル・ホンダが圧倒的な速さを見せており、予選でもその傾向は続くと思われていた。
しかし、予選はそんな下馬評を覆す予想外の結果となった。メルセデスはQ1でバルテリ・ボッタス、Q2でルイス・ハミルトンがトップ通過。Q3で本領発揮かと思われたが、レッドブル・ホンダが予選でタイムシートのトップに立つことはなかった。ポールポジションを獲得したのはバルテリ・ボッタス。唯一の1分15秒台となる1分15秒875をマークし、今季3回目、通算19回目のポールポジションを獲得した。2番手にも0.145秒差でルイス・ハミルトンが続き、メルセデスF1が今季4回目のフロントロー独占となった。3番手はレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペン。バルテリ・ボッタスとは0.350秒の差がついた。4番手にチームメイトのセルジオ・ペレスが続き、レッドブル・ホンダF1は2列目からメルセデスF1と戦うことになる。5番手はアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー。6番手のカルロス・サインツ(フェラーリ)を0.305秒上回り、最近のレース週末に見えていた好調ぶりを発揮した。7番手にはダニエル・リカルド(マクラーレン)。カルロス・サインツに0.002秒の僅差で敗れたが、ランキング3位を争う両チームの戦いは激化している。8番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)もリカルドから0.074秒差だ。9番手の角田裕毅(アルファタウリ)と10番手のランド・ノリス(マクラーレン)はPU交換ペナルティでバック・オブ・ザ・グリッドが決定している4人のうちの2人。その状況でQ3まで進むのは珍しい展開と言える。角田裕毅は3戦連続となるQ3進出。暫定でソフトタイヤでバック・オブ・ザ・グリッド勢の先頭となる17番グリッドからソフトタイヤでのスタートとなる。F1メキシコGPの決勝は日本時間11月8日(月)の午前4時からフォーメーションラップが行われる。2021年 第18戦 F1メキシコGP 予選 結果・タイム順位NoドライバーチームQ1Q2Q3177バルテリ・ボッタスメルセデス1分16秒7271分16秒8641分15秒875244ルイス・ハミルトンメルセデス1分17秒2071分16秒4741分16秒020333マックス・フェルスタッペンレッドブル・ホンダ1分16秒7881分16秒4831分16秒225411セルジオ・ペレスレッドブル・ホンダ1分17秒0031分17秒0551分16秒342510ピエール・ガスリーアルファタウリ・ホンダ1分16秒9081分16秒9551分16秒456655カルロス・サインツフェラーリ1分17秒5171分17秒2481分16秒76176ダニエル・リカルドマクラーレン1分17秒7191分17秒0921分16秒763816シャルル・ルクレールフェラーリ1分16秒7481分17秒0341分16秒837914角田裕毅アルファタウリ・ホンダ1分17秒3301分16秒7011分17秒158104ランド・ノリスマクラーレン1分17秒5691分17秒4731分36秒830115セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分17秒5021分17秒746 127キミ・ライコネンアルファロメオ1分17秒6061分17秒958 1363ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分17秒9581分18秒172 1499アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分17秒8971分18秒290 1531エステバン・オコンアルピーヌ1分18秒1261分18秒405 163フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分18秒452  1722ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分18秒756  1847ミック・シューマッハハース1分18秒858  199ニキータ・マゼピンハース1分19秒903  2018ランス・ストロールアストンマーティン1分20秒873  
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