2021年のF1世界選手権 第3戦 F1ポルトガルGPのフリー走行3回目が5月1日(土)にアルガルベ・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドル・ホンダ)がトップタイムを記録した。土曜日のアルガルベ・サーキットも晴れ。気温16.7度、路面温度281度のドライコンディション。現地時間12時に最終プラクティスとなる60分間のセッションはスタートした。
今年は、初日のセッション時間が60分ずつに短縮するために各チームがデータ取りのためにセッション開始時から多くの走行を行っているが、最終プラクティスは、確認作業と仕上げがメインとなるため、スローなスタートとなっている。アルガルベでもその傾向は変わらず、序盤はハースF1のルーキーコンビのみが周回を重ねる。15分に差し掛かろうとした頃から徐々に他のマシンも走行を開始。タイヤに関してはソフト、ミディアム、ハードと様々だ。25分を経過した頃、最後にマックス・フェルスタッペンがコースインした。折り返し地点となる30分でトップに立っているのはルイス・ハミルトン(1分18秒735)。0.105秒差でセルジオ・ペレス(レッドブル)が続いている。その後、他のドライバーとはプログラムのタイミングが異なるマックス・フェルスタッペンが比較的空いたサーキットで1分18秒545をマークしてトップに立つ。ミディアムを装着するアストンマーティン以外はソフトタイヤで後半に走行を重ねる。ランド・ノリスがターン14で豪快にスピン。そのままセッションは進行。最後にソフトにアタックラップといったシチュエーションはなく、1分18秒489までタイムを縮めたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がトップタイム。2番手には0.236秒差でルイス・ハミルトン、3番手には0.331秒差でバルテリ・ボッタスとメルセデス勢が続き、ボッタスから0.020秒差でセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)が続き、さらに0.020秒差の5番手に前日から好調のエステバン・オコン(アルピーヌ)が続いた。6番手にシャルル・ルクレール、7番手にカルロス・サインツとフェラーリ勢。8番手にやや持ち直したランド・ノリス(マクラーレン)。初日のイニシャルのセットアップがイマイチだったアルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリーが9番手、キミ・ライコネン(アルファロメオ)を挟んで角田裕毅は11番手までパフォーマンスを上げた。全体的に後半はトラフィックがあればタイムを更新できないという状況が多く見られた。予選ではトラフィックとタイヤ温度のバランスを見たチームの指示が重要な役割を果たすことになるかもしれない。F1ポルトガルGPの予選はこの後23時(現地時間15時)から行われる。2021年 第3戦 F1ポルトガルGP フリー走行3回目 結果・タイム 順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回133マックス・フェルスタッペンレッドブル・ホンダ1分18秒489 21244ルイス・ハミルトンメルセデス1分18秒7250.23621377バルテリ・ボッタスメルセデス1分18秒8200.33119411セルジオ・ペレスレッドブル・ホンダ1分18秒8400.35125531エステバン・オコンアルピーヌ1分18秒8600.37119616シャルル・ルクレールフェラーリ1分19秒0010.51223755カルロス・サインツフェラーリ1分19秒0500.5612484ランド・ノリスマクラーレン1分19秒2720.78318910ピエール・ガスリーアルファタウリ・ホンダ1分19秒3740.88526107キミ・ライコネンアルファロメオ1分19秒4150.926261126角田裕毅アルファタウリ・ホンダ1分19秒4850.99625123ダニエル・リカルドマクラーレン1分19秒5821.093191399アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分19秒5881.099231414フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分19秒9491.460201547ミック・シューマッハハース1分20秒0331.544221618ランス・ストロールアストンマーティン1分20秒0901.601171763ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分20秒1271.63818185セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分20秒2141.72521196ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分20秒6812.19219209ニキータ・マゼピンハース1分20秒6902.20120
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