2021年 F1プレシーズンテストが3月14日(日)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで最終日を迎え、午前中の4時間のセッションが終了。レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスがトップタイムを記録した。今年、レッドブル・レーシングに加入したセルジオ・ペレスは、RB16Bのトラブルによって走行時間を失い、走行距離は10名のドライバーで最少の49周となったが、C4タイヤでこれまでの全ドライバーの最速タイムとなる1分30秒187をマーク。
最後の4時間を残してタイムシートに立ったことは、これまでスロースタート傾向にあったレッドブル・レーシングにとってポジティブなニュースだ。午後からはマックス・フェルスタッペンがRB16Bを引き継ぐ。2番手には0.299秒差でスクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールが続いた。80周を走行したセッションの早い段階でペレスよりも1段階硬いC3タイヤで記録している。3番手にはマクラーレンのランド・ノリス。56周を走行してC3タイヤで1分30秒661をマーク。今季、メルセデスF1エンジンに切り替えたマクラーレンは有望なパフォーマンスを示している。4番手タイムはスクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリー。76周を走行したピエール・ガスリーはC4タイヤで1分30秒828をマークした。午後からは角田裕毅がテストを引き継ぐ。午前中に最多周回数を記録したのは9番手のアルファロメオのキミ・ライコネンで91周。過去2日間でギアボックス問題に遭遇していたメルセデスF1とアストンマーティンF1は、この日は問題なく走行を進め、バルテリ・ボッタスがロングランを主体に86周、ランス・ストロールが80周を走行した。2021年 F1プレシーズンテスト3日目(午前) 結果・タイム 順位NoドライバーチームタイムGAP周回  111セルジオ・ペレスレッドブル1分30秒187 49C4 216シャルル・ルクレールフェラーリ1分30秒4860.28980C3 34ランド・ノリスマクラーレン1分30秒6610.47456C3 410ピエール・ガスリーアルファタウリ1分30秒8280.64176C4 531エステバン・オコンアルピーヌ1分31秒3101.12361C3 647ミック・シューマッハハース1分32秒0531.86678C3 777バルテリ・ボッタスメルセデス1分32秒4062.21986C2 863ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分32秒7312.54477C2 97キミ・ライコネンアルファロメオ1分35秒2745.08791C2 1018ランス・ストロールアストンマーティン1分36秒1005.91480C3
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