2019年のF1世界選手権 第20戦 ブラジルGPのフリー走行1回目が11月15日(金)にサンパウロのインテルラゴス・サーキットで行われ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がトップタイムを記録。2番手にもシャルル・ルクレールが続き、フェラーリが1-2体制で初日のセッションを終えた。午前中はウエットでのセッションとなったが、午後にはコンディションは回復。気温19.7度、路面温度24.5度のドライコンディションでセッションはスタート。
まずはアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がミディアムタイヤでコースイン。バルテリ・ボッタスを含めた数名のドライバーはハードタイヤで走行を開始。だが、開始5分でロバート・クビサ(ウィリアムズ)がクラッシュしてセッションは一時赤旗中断となる。その後は、FP1でドライ走行ができなかったためか序盤はバランス確認のために積極的に周回数を重ねるマシンが目立つ。30分を経過したあたりでオンボード映像には雨粒が確認されたが、路面コンディションを変えるには至らず、ドライタイヤで走行が続けられる。セッションが中盤に差し掛かり、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)がソフトタイヤを装着したのを皮切りに各マシンがショートランに移行。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は走行中にブレーキに不満を訴えており、ガレージに戻ってフロント周りやリア周りの作業に時間を費やしている。その後、各チームはロングランへ移行。残り20分でピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)がマシンから白煙を上げてストップ。そして、残り5分では今度はチームメイトのダニール・クビアトがコースオフしてクラッシュしてマシンから炎が上がって消化活動。トロロッソ・ホンダは2台揃ってPUトラグルに見舞われるカタチになった。このインシデントでセッションは赤旗が提示され、そのまま狩猟した。フリー走行2回目のトップタイムは1分09秒217をマークしたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。2番手にも0.0271秒差でチームメイトのシャルル・ルクレールが続き、エンジン関連で疑惑の目を向けられているフェラーリが1-2体制で初日を終了。3番手には0.134秒差でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。チームメイトのアレクサンダー・アルボンはやや遅れてトップから1.058秒差の9番手だった。4番手にはバルテリ・ボッタス、5番手にはルイス・ハミルトンとメルセデス勢。ベスト・オブ・ザ・レストとなった6番手にはケビン・マグヌッセン(ハース)が入り、ダニエル・リカルド(ルノー)が僅差で続いた。F1ブラジルGPフリー3回目は11月16日(土)の24時(現地時間12時)から行われる。2019年 第20戦 F1ブラジルGP フリー走行2回目 結果順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回15セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分09秒217 30216シャルル・ルクレールフェラーリ1分09秒2380.02135333マックス・フェルスタッペンレッドブル1分09秒3510.13433477バルテリ・ボッタスメルセデス1分09秒3730.15637544ルイス・ハミルトンメルセデス1分09秒4400.22339620ケビン・マグヌッセンハース1分10秒1430.9263873ダニエル・リカルドルノー1分10秒1940.9773287キミ・ライコネンアルファロメオ1分10秒2100.99339923アレクサンダー・アルボンレッドブル1分10秒2751.058311055カルロス・サインツマクラーレン1分10秒3101.093381127ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分10秒3251.108311210ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分10秒3521.135261399アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分10秒4191.202361426ダニール・クビアトトロロッソ・ホンダ1分10秒4241.207341511セルジオ・ペレスレーシングポイント1分10秒4431.22631168ロマン・グロージャンハース1分10秒5041.287381718ランス・ストロールレーシングポイント1分10秒5681.35133184ランド・ノリスマクラーレン1分10秒8001.382411963ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分11秒8182.601362088ロバート・クビサウィリアムズ  2
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