2019年のF1世界選手権 第19戦 アメリカGPの決勝が11月3日(日)にオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウィンで優勝。2位に入ったルイス・ハミルトンが2019年のF1ワールドチャンピオンを獲得した。チャンピオンシップリーダーのルイス・ハミルトンは、2位のバルテリ・ボッタスに4ポイント差以上をつけてフィニッシュすればタイトルが確定する状況。表彰台の下にはワールドチャンピオン専用の駐車スペースが用意されていた。
日曜日のオースティンは晴れ。現時間13時10分に気温20.9度、路面温度29.6度のドライコンディションで56周のレースはスタートした。優勝はメルセデスのバルテリ・ボッタス。ポールポジションからスタートしたボッタスは2ストップ戦略を選択。残り6周でルイス・ハミルトンを抜いてトップに浮上し、今季4勝目をポール・トゥ・ウィンで飾った。2位にはメルセデスのルイス・ハミルトン。終盤までレースをリードするも、1ストップでタイヤは厳しくバルテリ・ボッタスに抜かれて2位でチェッカー。それでも表彰台でF1ワールドチャンピオン獲得を成し遂げた。6度目のワールドチャンピオン獲得でファンジオを抜いて歴代2位に浮上。1位のミハエル・シューマッハの記録まであと1回に迫った。3位はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。14周目という早い段階でピットインする2ストップ戦略の賭けに出たフェルスタッペンは、ファイナルラップでルイス・ハミルトンのDRS圏内まで迫るも抜くことはできず、3位でチェッカーを受けた。4位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)。5位のアレクサンダー・アルボンはオープニングラップの接触で最下位まで後退するも、そこから巻き返してフィニッシュ。レッドブル・ホンダに移籍して以降、すべてのレースで6位以内のフィニッシュを続けている。ベスト・オブ・ザ・レストの6位はルノーのダニエル・リカルド。9位にもチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグ入り、ルノーはダブル入賞。7位にランド・ノリス、8位にカルロス・サインツとマクラーレンもダブル入賞。10位にはダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)が入った。バルテリ・ボッタス(優勝)「素晴らしい勝利だ。クルマの感触はとても良かったし、僕たちにとって良い週末だった。ルイスを心から祝福したい。僕にとっては来年だ。でも、彼はチャンピオンにふさわしい」ルイス・ハミルトン(2位)「圧倒的されているよ。今日はとても厳しいレースだった。バルテリは今日素晴らしい仕事をした」マックス・フェルスタッペン(3位)「今日は僕らにとっていいレースだったね。2番手を目指していたけど、最後のイエローフラッグでDRSが使えなかった。でも、表彰台に乗れたのは素晴らしい。そして、ルイス、おめでとう!」2019年 第19戦 F1アメリカGP 結果順位NoドライバーチームGAPINTPIT177バルテリ・ボッタスメルセデスLAP562244ルイス・ハミルトンメルセデス4.1484.1481333マックス・フェルスタッペンレッドブル5.0020.8542416シャルル・ルクレールフェラーリ52.23947.2372523アレクサンダー・アルボンレッドブル78.03825.799363ダニエル・リカルドルノー90.36612.328174ランド・ノリスマクラーレン90.7640.3982855カルロス・サインツマクラーレン1L17.9171927ニコ・ヒュルケンベルグルノー1L3.91421026ダニール・クビアトトロロッソ・ホンダ1L4.30521111セルジオ・ペレスレーシングポイント1L1.9351127キミ・ライコネンアルファロメオ1L0.92521318ランス・ストロールレーシングポイント1L22.29521499アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1L11.8682158ロマン・グロージャンハース1L17.44211610ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ  31763ジョージ・ラッセルウィリアムズ2L55.37721820ケビン・マグヌッセンハース  2RT40ロバート・クビサウィリアムズ  2RT5セバスチャン・ベッテルフェラーリ  0
全文を読む