2019年のF1世界選手権 第19戦 アメリカGPの予選が11月2日(土)にオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、メルセデスのバルテリ・ボッタスが100分の数秒の接戦を制してポールポジションを獲得した。舞台となるサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、ヘルマン・ティルケが設計。反時計回りのコースで、20のコーナーを持ち、約40メートルの高低差がある。
フリー走行では路面のバンプに苦情を訴えるドライバーが多く、またターン19のトラックリミットを超過してタイムを抹消されるドライバーが多発し、それらがどのように影響するかに注目が集まった。フリー走行3回目にオイル漏れによってストップしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)は、中古の旧型スペックのエンジンに交換。フリー走行で予選にむけた最終仕上げができなかったことと併せて劣勢に立たされた状況で予選を迎えた。現地時間13時、気温18.3℃、路面温度25.2℃のドライディションで予選セッションはスタート。時間の経過について路面が進化し、後半になるに従ってタイムがどんどんと上がっていく展開となった。ポールポジションを獲得したのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。コースレコードを更新する1分32秒029を叩き出し、自身11回目のポールポジションを獲得。フェラーリの連続ポールにストップをかけた。2番手には0.012秒差でフェラーリのセバスチャン・ベッテルが並んだ。3番手は0.067秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、4番手には0.108秒差でシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。タイトルに王手をかけているルイス・ハミルトン(メルセデス)は5番手からのスタート。同じ3列目6番グリッドにはアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)が並ぶ。ベスト・オブ・ザ・レストはマクラーレン。カルロス・サインツが7番手、ランド・ノリスが8番手と4列目に並ぶ。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがQ3進出を果たして10番グリッドを獲得。ダニール・クビアトはQ2で敗退して13番手だった。F1アメリカGPの決勝は11月4日(月)の4時10分(現地時間3日の13時10分)からスタートが切られる。バルテリ・ボッタス(1番手)「Q3でどうやってまとめたのかわからないくらいだ。最終的に誰も更新できる人がいなくてよかったよ。ハッピーデイズだ!」セバスチャン・ベッテル(2番手)「非常に接戦だったので興奮した。もう少し行けると思ったけど、全体的に満足している。良いスタートを切って、良いレースができることを期待している」マックス・フェルスタッペン(3番手)「非常にタイトな予選だったね。でも、いつも僕たちはレースの方がいいから、明日どうなるか見てみよう」2019年 第19戦 F1アメリカGP 予選 結果順位NoドライバーチームQ1Q2Q3177バルテリ・ボッタスメルセデス1分33秒7501分33秒1601分32秒02925セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分33秒7661分32秒7821分32秒041333マックス・フェルスタッペンレッドブル1分33秒5491分33秒1201分32秒096416シャルル・ルクレールフェラーリ1分33秒9881分32秒7601分32秒227544ルイス・ハミルトンメルセデス1分33秒4541分33秒0451分32秒321623アレクサンダー・アルボンレッドブル1分33秒9841分32秒8981分32秒548755カルロス・サインツマクラーレン1分33秒9161分33秒4221分32秒84784ランド・ノリスマクラーレン1分33秒3531分33秒3161分33秒17593ダニエル・リカルドルノー1分33秒8351分33秒6081分33秒4881010ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分33秒5561分33秒7151分33秒6011127ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分34秒0921分33秒815 1220ケビン・マグヌッセンハース1分33秒8121分33秒979 1326ダニール・クビアトトロロッソ・ホンダ1分34秒1391分33秒989 1418ランス・ストロールレーシングポイント1分33秒9211分34秒100 158ロマン・グロージャンハース1分34秒1611分34秒158 1699アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分34秒226  177キミ・ライコネンアルファロメオ1分34秒369  1863ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分35秒372  1911セルジオ・ペレスレーシングポイント1分35秒808  2088ロバート・クビサウィリアムズ1分35秒889  
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