2019年のF1世界選手権 第15戦 シンガポールGPのフリー走行3回目が9月21日(土)にマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録した。上空には“煙霧”が見られるものの、土曜日のシンガポールも晴れ。気温31.5度、路面温度40度、湿度57.4%のドライコンディションで60分間のFP3セッションはスタート。
ナイトレースで開催されるF1シンガポールGPは、日中のフリー走行と予選・決勝でコンディションが大きく異なるため、日中のデータはあまり頼りにはできない。そのため、序盤はややスローなスタートとなった。開始から20分の時点でダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)のマシンから白煙が確認されてピットイン。前戦イタリアGPではオイル漏れでリタイアしているだけに心配な状況だ。残り30分に差し掛かろうとするところでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がようやくコースイン。だが、直後にセルジオ・ペレス(レーシングポイント)がウォールにヒットしてバーチャルセーフティカーが入る。ペレスは右リアを強く当てており、ギアボックスまでダメージが及んでいる可能性がある。その後、コース上のデブリを考慮してセッションは赤旗中断となる。残り22分でセッションは再開。全ドライバーがソフトタイヤでコースインしてマシンを仕上げに入っていく。ルイス・ハミルトン(メルセデス)も今週末初めてソフトタイヤでコースインするもスピンを喫する。フリー走行3回目のトップタイムを記録したのはフェラーリのシャルル・ルクレール。1分38秒192をマークした。2番手は0.207秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手には0.619秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、4番手には0.693秒差でバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続いた。レッドブル・ホンダは、フェラーリ&メルセデスからやや遅れをとっており、アレクサンダー・アルボンが1.066秒差の5番手、マックス・フェルスタッペンが1.174秒差の6番手タイムだった。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが12番手、ダニール・クビアトはセッション中にマシンを修復することができず、ノータイムでセッションを終えた。F1シンガポールGP 予選はこの後22時(現地時間21時)から行われる。2019年 第15戦 F1シンガポールGP フリー走行3回目 結果順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回116シャルル・ルクレールフェラーリ1分38秒192 15244ルイス・ハミルトンメルセデス1分38秒3990.2071535セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分38秒8110.61913477バルテリ・ボッタスメルセデス1分38秒8850.69316523アレクサンダー・アルボンレッドブル1分38秒2581.06614633マックス・フェルスタッペンレッドブル1分39秒3661.1749755カルロス・サインツマクラーレン1分39秒5071.3151484ランド・ノリスマクラーレン1分39秒7091.51713927ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分40秒1181.92615103ダニエル・リカルドルノー1分40秒1531.961121118ランス・ストロールレーシングポイント1分40秒2092.017111210ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分40秒3392.14715137キミ・ライコネンアルファロメオ1分40秒9532.761161411セルジオ・ペレスレーシングポイント1分40秒9852.79341563ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分41秒1562.964131699アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分41秒1692.977141720ケビン・マグヌッセンハース1分41秒4943.30212188ロマン・グロージャンハース1分41秒5423.350121988ロバート・クビサウィリアムズ1分41秒9543.762132026ダニール・クビアトトロロッソ・ホンダNo Time 3
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