2019年のF1世界選手権 第8戦 フランスGPの予選が6月22日(土)にポール・リカール・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得。バルテリ・ボッタスが2番手に続き、メルセデスがフロントローを独占した。好天が続いているポール・リカール。土曜日も気温は高く、現地時間15時の気温は25.9度、路面温度は55.2度まで上昇した。
F1フランスGPは昨年カレンダーに復活。会場となるポール・リカール・サーキット。F1ではテストトラックとしては使用されて非常によく考えて設計された素晴らしいサーキットレイアウト。パワーユニットのパワーが必要なサーキットとなる。 F1フランスGPにピレリはC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C4(ソフト/レッド)という硬いコンパウンドを選択。1セットのソフトタイヤは予選Q3で使用しなければならない。ポールポジションを獲得したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。コースレコードとなる1分28秒319をマークし、今季3回目、通算86回目のポールポジションを獲得した。2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが今季6度目となるフロントローを独占した。3番手はフェラーリのシャルル・ルクレール。ハミルトンからは0.646秒差がついた。チームメイトのセバスチャン・ベッテルは7番手で終えている。4番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。ハミルトンからは1秒差がついた。チームメイトのピエール・ガスリーは9番手に沈んだ。大活躍を見せたのがマクラーレン。今週末速さをみせているマクラーレンは、ランド・ノリスが5番グリッド、カルロス・サインツが6番グリッドを獲得。ランド・ノリスとマックス・フェルスタッペンとの差はわずか0.009秒差と僅差となった。トロロッソ・ホンダは、アレクサンダー・アルボンがQ2で敗退して11番手、エンジン交換で最後尾スタートが決まっているダニール・クビアトはQ1で敗退して16番手だった。F1 フランスGPの決勝は6月23日(日)22時10分(現地時間 15時10分)からスタートする。2019年 第8戦 F1フランスGP 予選 結果順位NoドライバーチームQ1Q2Q3177ルイス・ハミルトンメルセデス1分30秒5501分29秒4371分28秒319244バルテリ・ボッタスメルセデス1分30秒6091分29秒5201分28秒605316シャルル・ルクレールフェラーリ1分30秒6471分29秒9341分28秒965433マックス・フェルスタッペンレッドブル1分31秒3271分30秒0991分29秒40954ランド・ノリスマクラーレン1分30秒9891分30秒0191分29秒418655カルロス・サインツマクラーレン1分31秒0731分30秒3191分29秒52275セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分31秒0751分30秒1281分29秒79983ダニエル・リカルドルノー1分30秒9541分30秒3691分29秒918910ピエール・ガスリーレッドブル1分31秒1521分30秒4211分30秒1841099アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分31秒1801分30秒4081分34秒4201123アレクサンダー・アルボントロロッソ・ホンダ1分32秒4451分30秒461 127キミ・ライコネンアルファロメオ1分32秒9721分30秒533 1327ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分30秒8651分30秒544 1411セルジオ・ペレスレーシングポイント1分30秒9641分30秒738 1520ケビン・マグヌッセンハース1分31秒1661分31秒440 1626ダニール・クビアトトロロッソ・ホンダ1分31秒564  178ロマン・グロージャンハース1分31秒626  1818ランス・ストロールレーシングポイント1分31秒756  1963ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分32秒789  2088ロバート・クビサウィリアムズ1分33秒205   【Q1】気温は25.9度、路面温度は55.2度まで上昇のドライコンディションで18分間のQ1セッションはスタート。全チームがソフト(タイヤ)でアタックを開始した。 路面の進化は大きく、セッション終盤に続々とタイム更新が見られた。Q1のトップ通過はメルセデスのバルテリ・ボッタスで1分30秒550。2番手には0.059秒差でチームメイトのルイス・ハミルトンが続き、さらに0.097秒差でシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。Q1でノックアウトとなったのはダニール・クビアト、ロマン・グロージャン(ハース)、ランス・ストロール(レーシングポイント)、ウィリアムズの2台となった。【Q2】15台から10台に絞り込まれる15分間のQ2。メルセデスの2台、フェラーリの2台、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、カルロス・サインツ(マクラーレン)がミディアムタイヤでアタックを開始。路面の進化によってミディアムの方がタイムが出やすそうな状況。ルノーの2台、ランド・ノリス(マクラーレン)が2回目のアタックでミディアムでアタックを実施した。Q2をトップで通過したのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。コースレコードを更新する1分29秒4437を記録した。Q2でノックアウトとなったのはアレクサンダー・アルボン、キミ・ライコネン(アルファロメオ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、セルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)、ケビン・マグヌッセン(ハース)の5台。【Q3】12分間のQ3。1回目のアタックではルイス・ハミルトンが1分28秒448を叩き出してトップタイムを記録。チームメイトのバルテリ・ボッタスも0.157秒差の1分28秒605をマーク。3番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)は0.567秒差となっている。ピエール・ガスリーはミディアムで1回目のアタックを行って9番手。2回目のアタック。ルイス・ハミルトンはタイムを更新するも、バルテリ・ボッタスは更新できず。ルイス・ハミルトンが通算79回目のポールポジションを獲得した。
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