2019年のF1バルセロナテスト1回目が2月20日(水)に3日目を迎え、キミ・ライコネン(アルファロメオ・レーシング)が午前中のトップタイムをマーク。ホンダ勢は、ダニール・クビアト(トロロッソ)が4番手、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が5番手でセッションを終えた。F1テストも3日目に突入。ドライバーは一巡し、1日交代で走行を割り当てているチームは初日に走行を担当したドライバーが2度目の機会を迎えた。
午前中のトップタイムを記録したのはアルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネン。63周を走行して、C4タイヤでこれまでの総合トップタイムとなる1分17秒762をマーク。ついに1分18秒の壁を破り、昨年のポールタイム(1分16秒173)に1.586秒差まで迫った。2番手タイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。80周を走行し、トップから0.588秒差となる1分18秒3550を記録した。3番手はルノーのニコ・ヒュルケンベルグ。63周を走行して1分18秒800を記録し、テスト3日目にして1分18秒台に入れてきた。4番手はトロロッソ・ホンダのダニール・クビアト。ホンダのF1エンジンを搭載するSTR14で48周を走行し、トップから1.135秒差となる1分18秒897をマークした。5番手は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。ホンダのF1エンジンを搭載するRB14で33周を走行し、トップから1.137秒差となる1分18秒889をマークした。6番手は、ハースF1チームのピエトロ・フィッティパルディ。今季ハースの開発ドライバーを務めるフィッティパルディは序盤にメカニカルトラブルでストップして赤旗の原因になったものの48周を走行して1分199秒249をマーク。7番手はマクラーレンのカルロス・サインツ。前夜のセットアップ変更の作業により、開始から2時間をガレージで過ごしたカインツだったが、27周を走行して1分19秒354をマークした。8番手はレーシングポイントのセルジオ・ペレス。43周を走行して1分20秒102をマーク。9番手はメルセデスのバルテリ・ボッタス。午前中の最多となる88周を走行して、1分20秒683でセッションを終えた。ウィリアムズは、この日新車FW42がサーキットに到着し、ガレージ内でエンジンを初始動。午後からのセッションで準備が整った場合、ジョージ・ラッセルが初走行を行うことを発表している。セッションは1時間の休憩をはさんで現地時間14時(日本時間22時)から再開。現地時間18時(日本時間26時)まで行われる。2019年 F1 バルセロナテスト 1日目(午前)Posドライバーチームマシンタイム周回1キミ・ライコネンアルファロメオC381分17秒762642セバチャン・ベッテルフェラーリSF901分18秒350803ニコ・ヒュルケンベルグルノーR.S.191分18秒800634ダニール・クビアトトロロッソSTR141分18秒897485マックス・フェルスタッペンレッドブルRB151分18秒899336ピエトロ・フィッティパルディハースVF-191分19秒248487カルロス・サインツマクラーレンMCL341分19秒354278セルジオ・ペレスレーシングポイントRP191分20秒102439バルテリ・ボッタスメルセデスW101分20秒6938810ジョージ・ラッセルウィリアムズFW42