2018年最後の公式テストとなるF1アブダビテストが11月27日(火)にヤス・マリーナー・サーキットでスタート。バルテリ・ボッタス(メルセデス)が午前中のトップタイムをマークした。2018年のF1世界選手権の最終戦の余韻も覚めぬまま、全10チームはヤス・マリーナ・サーキットに残り、2日間のピレリの2019年F1タイヤのテストを開始。快晴のコンディションのなか、現地時間午前9時から4時間にわたって午前中のセッションが行われた。
2019年はメルセデスとハース以外はドライバーに変更があり、今回のテストでは2019年に移籍やデビューを果たす多くのドライバーが新チームでの作業を開始する。午前中のトップタイムはバルテリ・ボッタスの1分37秒319。これはアブダビGPのポールタイムよりも3秒遅い。2番手には0.345秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が続いた。ベッテルは3時間が経過した時点でターン1でコースオフ。ベッテルは自力でピットに戻ったが、バリアの修復のため赤旗の原因となった。この2時間前にはハースのマシンがコース上でストップして最初の赤旗中断となっている。ピエトロ・フィッティパルディがドライブするマシンに技術的なトラブルが発生し、ハースはストップを命じた。エンジンを交換する必要ああると見られ、フィッティパルディはは18周の走行でタイムシートの最下位に沈んでいる。3番手には0.716秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、4番手にはセルジオ・ペレス(フォースインディア)、5番手にはニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)とトップ5は今季のレギュラードライバーが占めた。6番手タイムは、ウィリアムズのジョージ・ラッセルが記録。FW41での初走行となったジョージ・ラッセルは36周を走行して1分38秒512をマークした。7番手にはトロロッソ・ホンダのテストを担当すショーン・ゲラエル、8番手にはマクラーレンのランド・ノリスが続いた。9番タイムにはザウバーへ復帰したキミ・ライコネンが記録。39周を走行して1分41秒446をマークした。テストには正式なランチブレークは設けられておらず、現地時間18時まで行われる。2018年 F1アブダビテスト 初日(午前)順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回177バルテリ・ボッタスメルセデス1分37秒231 5425セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分37秒5850.35426333マックス・フェルスタッペンレッドブル1分37秒9470.71646411セルジオ・ペレスフォース・インディア1分37秒9760.74554527ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分38秒7891.55850663ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分39秒5122.28136738ショーン・ゲラエルトロロッソ・ホンダ1分40秒4353.20445847ランド・ノリスマクラーレン1分40秒5163.2854397キミ・ライコネンザウバー1分40秒8323.601391051ピエトロ・フィッティパルディハース1分42秒2915.06018  
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