2018年のF1世界選手権 第13戦 ベルギーGPのフリー走行3回目が8月25日(土)にスパ・フランコルシャンで行われ、キミ・ライコネン(フェラーリ)がトップタイムを記録。2番手にもキミ・ライコネンが続き、フェラーリが1-2体制で予選前のセッションを終えた。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが15番手タイム、ブレンドン・ハートレーが16番手タイムで予選前のセッションを終えた。
前日夜、スパ・フランコルシャンには雨が降り、土曜日のサーキットには所々にウェットパッチが残る状態。この日も上空には黒い雲が多い、気温は12.3℃、路面温度は19.8℃と非常に温度の低いコンディションで60分のセッションはスタートした。ピレリは、スパ・フランコルシャンでにミディアム(白)、ソフト(黄)、スーパーソフト(赤)の3つのコンパウンドを持ち込んでいる。セッション折り返し地点でタイムシートのトップに立ったのはキミ・ライコネン(フェラーリ)。スーパーソフトで1分43秒425を記録。2番手には0.098秒差でルイス・ハミルトン、3番手には0.425秒差でバルテリ・ボッタスとメルセデス勢がいずれもソフトタイヤで記録している。終盤、メルセデス勢もスーパーソフトを装着して予選にむけたアタックラップを開始。残り15分となった時点で1コーナー付近には雨が確認されたが、路面はドライのままでセッションは進んだ。この時点でマクラーレンはミディアムだけの走行でトップから4秒以上遅いタイムしか出せていない。残り10分に差し掛かろうとした時点でストフェル・バンドーン(マクラーレン)が、ケメルストレートでバルテリ・ボッタス(メルセデス)に芝生に押し出される形でスピンを喫してガードレールに接触。それほど大きなクラッシュではなかったが、マシン回収のためにセッションは赤旗中断となった。残り2分でセッションは再開。ピットレーンに多くのマシンが並んだが、タイム更新したドライバーは数名に限られた。フリー走行3回目のトップタイムを記録したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。1分42秒661をマークした。2番手には0.0663秒差でキミ・ライコネンが続き、フェラーリが1-2体制で予選前のセッションを終了。ここまでのセッションのすべてでフェラーリがタイムシートのトップに立っている。3番手にはルイス・ハミルトン、4番手にはバルテリ・ボッタスとメルセデス勢、5番手にはマックス・フェルスタッペン、6番手にはダニエル・リカルドとレッドブル勢が並んだ。3番手のハミルトンまでが1分42秒台に入れている。3強以降のベスト・オブ・ザ・レストの7番手にはシャルル・ルクレール(ザウバー)が続いた。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが15番手となる1分46秒182、ブレンドン・ハートレーが16番手となる1分46秒259でセッション終えた。マクラーレンの2台は最下位に沈んだ。ストフェル・バンドーンはここまでの全てのセッションを20番手で終えている。F1ベルギーGPの予選はこのあと22時(現地時間15時)から行われる。2018年 第13戦 F1ベルギーGP フリー走行3回目順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回15セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分42秒661 1327キミ・ライコネンフェラーリ1分42秒7240.06315344ルイス・ハミルトンメルセデス1分42秒7980.13710477バルテリ・ボッタスメルセデス1分43秒4640.80313533マックス・フェルスタッペンレッドブル1分44秒0481.3871063ダニエル・リカルドレッドブル1分44秒4791.81813716シャルル・ルクレールザウバー1分44秒9632.30212811セルジオ・ペレスフォース・インディア1分45秒3412.68010927ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分45秒4642.803171031エステバン・オコンフォース・インディア1分45秒4852.82413119マーカス・エリクソンザウバー1分45秒5362.87511128ロマン・グロージャンハース1分45秒8143.153121355カルロス・サインツルノー1分45秒9253.264131420ケビン・マグヌッセンハース1分46秒0873.426121510ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分46秒1823.521161628ブレンドン・ハートレートロロッソ・ホンダ1分46秒2593.598171718ランス・ストロールウィリアムズ1分46秒5023.841101835セルゲイ・シロトキンウィリアムズ1分46秒6303.969111914フェルナンド・アロンソマクラーレン1分46秒9424.28116202ストフェル・バンドーンマクラーレン1分47秒0614.40014
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