2018年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPのフリー走行3回目が5月26日(土)にモンテカルロ市街地コースで行われ、ダニエル・リカルド(レッドブル・レーシング)が再びコースレコードを更新してトップタイムを記録。2番手にもマックス・フェルスタッペンが続き、レッドブル勢が速さをみせたが、フェルスタッペンは終了間際にクラッシュを喫している。トロロッソ・ホンダはブレンドン・ハートレーが6番手タイム、ピエール・ガスリーが8番手タイムと3強チームの真後ろにつけた。
木曜日に開催された初日のセッションでは、レッドブル・レーシングがライバルを寄せ付けない速さで1-2体制で終了。ライバル勢はタイヤに苦労しており、予選とレースにむけて中一日でマシンをどこまで対応させてくるかが注目のセッションとなった。現地時間12時。気温23℃、路面温度41℃のドライコンディションで60分の最終プラクティスはスタート。ストフェル・バンドーンを先頭に各車が走行を開始した。セッション前半からレッドブル勢が速さを見せる。マックス・フェルスタッペンが1分11秒787を記録。ダニエル・リカルドも1分11秒台のタイムをマークしてセッションをリード。フェラーリ勢が0.2~0.3秒差までに迫り、メルセデス勢が0.5秒差以上と遅れをとっている。だが、セッション残り8分のところでマックス・フェルスタッペンがターン15でクラッシュ。赤旗中断となった。直前にガードレールに当たって右フロントサスペンションを破損。右側は前後ともにダメージを負っており、ギアボックスへの影響を含め、予選に向けて劣勢に立たされるカタチとなった。フリー走行3回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・レーシングのダニエル・リカルド。前日に自身が記録したコースレコードをさらに更新し、1分11秒786を記録。2番手にはわずか0.001秒差でマックス・フェルスタッペンが続いたが、前述のとおり、終盤にクラッシュを喫している。3番手にはトップから0.237秒差でセバスチャン・ベッテル、4番手にはキミ・ライコネンとフェラーリ勢。5番手には0.487秒差でルイス・ハミルトン、6番手にバルテリ・ボッタスとメルセデス勢が続いている。その後ろにつけたのがトロロッソ・ホンダ勢。ブレンドン・ハートレーはトップから0.966秒差の7番手、ピエール・ガスリーがトップから0.975秒差の8番手と、ともにトップから1秒以内のタイムを記録した。F1モナコGPの予選は、このあと22時(現地時間15時)から行われる。2018年 第6戦 F1モナコGP フリー走行3回目順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回13ダニエル・リカルドレッドブル1分11秒786 23233マックス・フェルスタッペンレッドブル1分11秒7870.0011435セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分12秒0230.2372347キミ・ライコネンフェラーリ1分12秒1420.35626544ルイス・ハミルトンメルセデス1分12秒2730.48726677バルテリ・ボッタスメルセデス1分12秒3560.57027728ブレンドン・ハートレートロロッソ・ホンダ1分12秒7520.96625810ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分12秒7610.97523955カルロス・サインツルノー1分12秒8501.064241035セルゲイ・シロトキンウィリアムズ1分12秒8541.06823112ストフェル・バンドーンマクラーレン1分12秒8741.088251231エステバン・オコンフォース・インディア1分12秒9401.154231311セルジオ・ペレスフォース・インディア1分13秒0251.239221427ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分13秒1121.326261514フェルナンド・アロンソマクラーレン1分13秒2791.493251618ランス・ストロールウィリアムズ1分13秒5951.809261716シャルル・ルクレールザウバー1分13秒6681.858255188ロマン・グロージャンハース1分13秒8812.095211920ケビン・マグヌッセンハース1分14秒1922.40620209マーカス・エリクソンザウバー1分14秒2212.43528関連:2018年 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール