2018年のF1世界選手権 第2戦 バーレーンGPのフリー走行1回目が6日(金)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、ダニエル・リカルド(レッドブル)がトップタイムを記録。トロロッソ・ホンダはピール・ガスリーが7番手タイムを記録した。第2戦の舞台はバーレーン・サヒールの砂漠の真ん中に位置するバーレーン・インターナショナル・サーキット。
各マシンが暑いコンディションに合わせて多くの冷却対策を施しているのが特徴的だ。ピレリは今回のグランプリにミディアム、ソフト、スーパーソフトという3種類のコンパウンドを持ち込んでいる。現地時間14時に気温30℃、路面温度41℃という暑いコンディションでセッションは開始。マックス・フェルスタッペンを先頭に続々とコースイン。予選と決勝は夕方から行われ、フリー走行1回目とはコンディションが異なるため、マシンのセットアップが非常に難しいグランプリ。マクラーレンとレッドブルは、フロービズを塗って空力のチェックを実施。開始から6分が経った段階でそのマックス・フェルスタッペンにトラブルが発生。駆動系のトラブルとみられ、ピット付近でストップ。フェルスタッペンが自力でクルマを押してピットまで戻した。また、ターン8ではランス・ストロール(ウィリアムズ)、シャルル・ルクレール(ザウバー)がスピンを喫している。バーレーン・インターナショナル・サーキットのトラックレコードは、昨年メルセデスのバルテリ・ボッタスが記録した1分28秒769。昨年のフリー走行1回目にはフェラーリのセバスチャン・ベッテルが1分32秒697を記録している。今回のグランプリでもどれくらいタイムが短縮されるかに注目が集まる。開始から35分が経過した時点でルイス・ハミルトンがソッフトタイヤで1分32秒532を記録。昨年のフリー走行1回目のタイムを上回った。残り36秒ではロマン・グロージャンがスーパーソフトでそれを上回る1分32秒516を記録して一時タイムシートのトップに立ち、今週末も好パフォーマンスを示している。最終的にフリー走行1回目のトップタイムをはレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドの1分31秒060。2番手には0.304秒差でバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手には0.398秒差でキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。4番手のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)までが1分31秒台をマークしている。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが1.719秒差の7番手タイム、ブレンドン・ハートレーは2.437秒差の16番手でセッションを終えた。序盤にマシントラブルが発生したマックス・フェルスタッペンはその後ガレージから出ることはなく、タイムは記録できなかった。F1バーレーンGP フリー走行2回目はこの後24時(現地時間18時)から行われる。2018年 第2戦 F1バーレーングランプリ フリー走行1回目順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回13ダニエル・リカルドレッドブル1分31秒060 14277バルテリ・ボッタスメルセデス1分31秒3640.3042437キミ・ライコネンフェラーリ1分31秒4580.3881845セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分31秒4700.41017544ルイス・ハミルトンメルセデス1分32秒2721.2122168ロマン・グロージャンハース1分32秒5161.45623710ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分32秒7791.71926855カルロス・サインツルノー1分32秒8851.82521920ケビン・マグヌッセンハース1分32秒9711.911191027ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分33秒1042.044181114フェルナンド・アロンソマクラーレン1分33秒2232.163241216シャルル・ルクレールザウバー1分33秒27882.21820132ストフェル・バンドーンマクラーレン1分33秒3642.304251418ランス・ストロールウィリアムズ1分33秒372.319221535セルゲイ・シロトキンウィリアムズ1分33秒4672.407291628ブレンドン・ハートレートロロッソ・ホンダ1分33秒4972.43727179マーカス・エリクソンザウバー1分33秒5082.448221811セルジオ・ペレスフォース・インディア1分33秒6622.602261931エステバン・オコンフォース・インディア1分34秒8682.734232033マックス・フェルスタッペンレッドブル  2
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