2017年のF1世界選手権 最終戦 アブダビグランプリのフリー走行2回目が24日(金)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトラックレーコードを更新してトップタイムを記録した。夕暮れから夜にかけてトワイライトレースで行われるF1アブダビGP。気温や路面温度が急激に下降していく予選やレースと同じ時間帯で走行できるのはフリー走行2回目の90分間だけとなる。
そのため、各チームがセッション開始早々から精力的に走行を実施。サーキットには常にクルマが走っている状況となった。現地時間17時。気温25℃、路面温度32℃と、路面温度に関してはフリー走行1回目と比較して10℃以上低いコンディションでスタート。ピレリはF1アブダビGPにソフト(イエロー)、スーパーソフト(レッド)、ウルトラソフト(パープル)という最も柔らかいレンジの3種類のコンパウンドを選択している。フリー走行2回目は大部分のドライバーがスーパーソフトでプログラムをスタート。30分を経過した時点でウルトラソフトでのタイム計測となり、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が1分38秒026をマーク、続いてルイス・ハミルトン(メルセデス)が自身が保持していたコースレコード(1分38秒434)を更新する1分37秒877を記録してタイムシートのトップに立った。その後、各ドライバーは、スーパーソフトとウルトラソフトでの長めの走行にプログラムを移行。ロングランではトップ3チームがおよそ1秒ほど速いペースを見せている。最終的に路面温度は29℃まで低下。その後も上位勢は予選アタックは行わず、ルイス・ハミルトンがフリー走行2回目のトップタイムを記録。2番手には0.149秒差でセバスチャン・ベッテル、3番手にはダニエル・リカルド(レッドブル)が0.303秒差で続いた。マクラーレン・ホンダは、Tウイングを外したパッケージでセッションを実施。フェルナンド・アロンソが10番手タイム、ストフェル・バンドーンが12番手タイムで初日のセッションを終えた。ハースのロマン・グロージャンは電気系のトラブルで12周しか走行できなかった。F1アブダビGP フリー走行3回目は、明日25日(土)の19時(現地時間14時)から行われる。2017 第20戦 F1 アブダビグランプリ フリー走行2回目順位Noドライバーチームベストタイム周回144ルイス・ハミルトンメルセデス1分37秒8773925セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分38秒0263633ダニエル・リカルドレッドブル1分38秒1803347キミ・ライコネンフェラーリ1分38秒35234577バルテリ・ボッタスメルセデス1分38秒53733633マックス・フェルスタッペンレッドブル1分38秒89433711セルジオ・ペレスフォース・インディア1分39秒32332831エステバン・オコンフォース・インディア1分39秒33336927ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分39秒529401014フェルナンド・アロンソマクラーレン・ホンダ1分39秒559281119フェリペ・マッサウィリアムズ1分39秒63536122ストフェル・バンドーンマクラーレン・ホンダ1分39秒671311355カルロス・サインツルノー1分40秒201371418ランス・ストロールウィリアムズ1分40秒329301510ピエール・ガスリートロ・ロッソ1分40秒694381620ケビン・マグヌッセンハース1分41秒128311794パスカル・ウェーレインザウバー1分41秒27043189マーカス・エリクソンザウバー1分41秒302401928ブレンドン・ハートレートロ・ロッソ1分41秒49639208ロマン・グロージャンハース1分41秒56012関連:【動画】 F1 アブダビグランプリ フリー走行2回目 ダイジェスト
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