2017年のF1世界選手権 第17戦 アメリカグランプリのフリー走行1回目が20日(金)にテキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録した。F1アメリカGP開幕に先駆け、マクラーレンはフェルナンド・アロンソとの契約延長を発表。また、フリー走行1回目の直前にはレッドブルがマックス・フェルスタッペンとの契約を2020年まで延長したことを発表した。
また、今週末からカルロス・サインツがルノーに移籍。また、スーパーフォーミュラに参戦するピエール・ガスリーの代役としてトロ・ロッソはポルシェでWECを戦うブレンドン・ハートレーを抜擢、ダニール・クビアトを復帰させるという話題の多いグランプリとなっている。さらにF1は、今週末のF1アメリカGPで乳がん啓発活動をサポートしており、ピットレーンのラインを含めてサーキットのエレメントをピンクに変更。各チームもピンクのレーシングギアを使用したり、F1マシンにピンクリボンを掲載するなど、活動をサポートしている。ピレリは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズに昨年よりも軟らかいソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトという3種類のコンパウンドを選択。前述の乳がん啓発活動のサポートの一環としてウルトラソフトの識別カラーはピンクに変更されている。だが、金曜日のオースティンは生憎の雨。雨脚は強くはないものの、気温19℃、路面温度21℃のウェットコンディションでセッションはスタート。各チーム、ウェットタイヤで走行を開始した。セッション中盤にはセバスチャン・ベッテルがドライタイヤを装着。スーパーソフトタイヤでトップタイムを記録。以降、セッションはドライタイヤでの走行へと移行した。フリー走行1回目のトップタイムは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が記録した1分36秒335。2番手には0.593秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続いた。マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンが5番手タイム、フェルナンド・アロンソは、ハイドロ系のテクニカルトラブルに見舞われ、タイムを記録することなく4周の走行でセッションを終えた。ルノーでのデビュー戦となるカルロス・サインツは10番手タイム。13番手だったチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグを上回ってみせた。今回がF1デビューとなるブレンドン・ハートレー(トロ・ロッソ)は14番手タイム。急造のシートが合わないようで、無線で修正を要求していた。また、フリー走行1回目では、トロ・ロッソがショーン・ゲラエル、ザウバーがシャルル・ルクレールを走らせ、それぞれ17番手、19番手タイムでセッションを終えた。F1 アメリカグランプリ フリー走行2回目は、このあと28時(現地時間14時)から行われる。2017 第17戦 F1アメリカグランプリ フリー走行1回目順位Noドライバーチームベストタイム周回144ルイス・ハミルトンメルセデス1分36秒3551825セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分36秒92820377バルテリ・ボッタスメルセデス1分36秒97910433マックス・フェルスタッペンレッドブル1分37秒3392152ストフェル・バンドーンマクラーレン・ホンダ1分37秒35226619フェリペ・マッサウィリアムズ1分37秒5702377キミ・ライコネンフェラーリ1分37秒59820831エステバン・オコンフォース・インディア1分37秒80825911セルジオ・ペレスフォース・インディア1分37秒861201055カルロス・サインツルノー1分38秒093241120ケビン・マグヌッセンハース1分38秒408161218ランス・ストロールウィリアムズ1分38秒534251327ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分38秒904191439ブレンドン・ハートレートロ・ロッソ1分39秒26728158ロマン・グロージャンハース1分39秒33617163ダニエル・リカルドレッドブル1分39秒366141738ショーン・ゲラエルトロ・ロッソ1分40秒40625189マーカス・エリクソンザウバー1分40秒448191937シャルル・ルクレールザウバー1分40秒828252014フェルナンド・アロンソマクラーレン・ホンダ 4関連:【動画】 F1アメリカグランプリ フリー走行1回目 ダイジェスト
全文を読む