2017年 フォーミュラ1 第6戦 モナコGPの決勝が28日(日)、モンテカルロ市街地コースで行われ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が優勝。今季3勝目を挙げた。2位にはキミ・ライコネンが続き、フェラーリが1-2フィニッシュを達成した。晴天のモンテカルロ。気温25.3℃、路面温度49.7℃、湿度517%というコンディションで78周のレースはスタート。
序盤はキミ・ライコネン、セバスチャン・ベッテルの順でフェラーリが1-2体制で後続を引き離す展開。だが、ピットストップでその順位が入れ替わる。34周目にキミ・ライコネンがピットイン。だが、バックマーカーに引っかかったことで先にピットインしたメリットを生かせない。一方のセバスチャン・ベッテルは前が開けたことでファステストを連発。39周目にピットインしたベッテルは、オーバーカットに成功してライコネンの前に出た。後方でも同じような展開。抜けないモナコではオーバーカットが有利となり、ピットストップを遅らせた序盤は5番手を走行していたダニエル・リカルド(レッドブル)が、バルテリ・ボッタス(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)をピットストップで一気に抜いて3番手に浮上した。その後もレースはコース上のオーバーテイクは見られず。61周目にはパスカル・ウェーレイン(ザウバー)とジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)がクラッシュ。セーフティカーが導入された。優勝はセバスチャン・ベッテル。今季3勝目を挙げてチャンピオンシップのリードを広げた。2位にはキミ・ライコネンが続いてフェラーリが1-2。フェラーリにとっては2001年以来のモナコ勝利。2010年以来の1-2フィニッシュとなった。3位にはダニエル・リカルド(レッドブル)が続いた。メルセデスは、バルテリ・ボッタスが4位、ルイス・ハミルトンが7位。メルセデスが表彰台に上がらなかったのは去年のF1スペインGP以来となる。マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーン、ジェンソン・バトンともにクラッシュでレースをリタイアした。今回のレースの結果、ドライバーズ選手権ではセバスチャン・ベッテルが、2位のルイス・ハミルトンとの差を25ポイントに拡大。コンストラクターズ選手権ではフェラーリが首位に浮上。メルセデスに17ポイント差をつけた。次戦はF1カナダGP。6月11日(日)に決勝レースが行われる。2017年 F1 第6戦 モナコGP 決勝 結果順位No.ドライバーチーム15セバスチャン・ベッテルフェラーリ27キミ・ライコネンフェラーリ33ダニエル・リカルドレッドブル477バルテリ・ボッタスメルセデス533マックス・フェルスタッペンレッドブル655カルロス・サインツトロ・ロッソ744ルイス・ハミルトンメルセデス88ロマン・グロージャンハース919フェリペ・マッサウィリアムズ1020ケビン・マグヌッセンハース1130ジョリオン・パーマールノー1231エステバン・オコンフォース・インディア1311セルジオ・ペレスフォース・インディア 18ランス・ストロールウィリアムズ 26ダニール・クビアトトロ・ロッソ 20ストフェル・バンドーンマクラーレン 9マーカス・エリクソンザウバー 14ジェンソン・バトンマクラーレン 94パスカル・ウェーレインザウバー 27ニコ・ヒュルケンベルグルノー関連:【動画】 F1モナコGP 決勝ハイライト … フェラーリが1-2達成!
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