今シーズン2度目のインシーズンテストとなるバルセロナテストが終了した。2日目はドライコンディションで行われ、ロータスのパストール・マルドナドが1分24秒871でトップタイムを記録した。マルドナドは100周以上を走破し、ソフトタイヤでトップタイムは記録した。2番手タイムはメルセデスのニコ・ロズベルグが記録。メルセデスは午前中のセッションでエンジンの音量アップを狙った“メガホンエキゾースト”をテストして注目を集めた。
3番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)、4番手にはエステバン・グティエレス(ザウバー)が続いた。ウィリアムズは、開発ドライバーを務めるスージー・ヴォルフが走行を担当。午前中にスピンを喫したスージー・ヴォルフだったが、最終的に55周を走破。スージー・ヴォルフはF1イギリスGPの金曜フリー走行で走る予定となっている。6番手タイムはマルシャのジュール・ビアンキが記録。午後の大部分を逃したジュール・ビアンキだったが、終了間際にソフトタイヤで1分27秒718を記録した。7番手タイムのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は午前中の大部分で走行を行わなかったが、午後にはそれを補う走行を重ねた。マクラーレンは、リザーブドライバーのストフェル・バンドーンが走行を担当。ピレリタイヤの担当ととなったマクラーレンは136周を走破。ストフェル・バンドーンは、スーパーライセンス取得に十分な周回数を走り込んだ。フォース・インディアもリザーブドライバーのダニエル・ジュンカデラが走行を担当。フォース・インディアもピレリテストを実施。赤旗の原因となったフロントエンドを破損させたクラッシュを含め、いくつかのミスがあった。トロ・ロッソはトラブルに見舞われ、ダニール・クビアトは22周の走行に留まった。ケータハムは、ロビン・フラインスが走行を行う予定だったが、前日の小林可夢偉のクラッシュにより、マシンが破損したことで、走行を断念した。バルセロナ F1インシーズンテスト2日目 (2014年5月14日)順位ドライバーチームベストタイム周回1パストール・マルドナドロータス1分24秒8711022ニコ・ロズベルグメルセデス1分25秒8051023キミ・ライコネンフェラーリ1分26秒480935エステバン・グティエレスザウバー1分26秒972844スージー・ヴォルフウィリアムズ1分27秒280556ジュール・ビアンキマルシャ1分27秒718557セバスチャン・ベッテルレッドブル1分27秒973728ダニエル・ジュンカデラフォース・インディア1分28秒272919ストフェル・バンドーンマクラーレン1分28秒44113610ダニール・クビアトトロ・ロッソ1分28秒91021
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