F1若手ドライバーテストが13日(木)、フランスのマニクール・サーキットで最終目を迎えた。最終日は午前中に雨が降ったが、午後にはコンディションは改善した。最終日のトップタイムを記録したのは、この日フェラーリのコックピットに戻ったジュール・ビアンキ。3日間のテスト全てでタイムシートのトップに立った。
フェラーリは新しいフロントウイングを試すなど、シーズン終盤のフライアウェイレースにむけて空力作業を継続した。.路面コンディションは良くなかったが、ジュール・ビアンキは初日のタイムに近い1分16秒895を記録した。2番手タイムは、フォース・インディアのテストを担当したロドルフォ・ゴンザレス。路面が改善した午後にスリックタイヤで1分18秒018を記録。またピットストップやレーススタートのシミュレーションを完了させた。メルセデスAMGは、最終日にブレンドン・ハートレーを起用。元レッドブルのリザーブドライバーだったブレンドン・ハートレーは、ここ数年間F1マシンをテストしていなかったが、メルセデスのシミュレーター開発に起用されていた。メルセデスは、新しい排気レイアウトの作業を継続した。F1 マニクール若手ドライバーテスト 最終日順位ドライバーコンストラクターズベストタイム周回 1ジュール・ビアンキフェラーリ1分16秒985136 2ロドロフ・ゴンザレスフォース・インディア1分18秒01879 3ブレンドン・ハートレーメルセデスAMG1分18秒67187ブレンドン・ハートレー (メルセデスAMG)「今日、F1カーでの走行に戻ることは驚くべき感覚だったし、このチャンスを与えてくれたチームに感謝したい。午前中、トラックはかなりウェットだったので、少しタイムを失ってしまったけど、一旦乾いたあとは、主にハード側のタイアを使ってテストプログラムに取り組むことができた。チームと僕の両方にとって成功した一日だったし、天候にも関わらず、プログラムを完了することができた。自分のパフォーマンスには満足しているし、最後にF1カーをドライブしてから3年経ったけど、数周で以前のペースを発揮できたのは嬉しかった。経験にとても感謝しているし、今日チームと作業するのは本当に楽しかった」
全文を読む