F1若手ドライバーテストが17日(木)、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで最終日を迎えた。最終日もトップタイムを記録したのはレッドブル RB7を駆ったジャン・エリック・ベルニュ。3日間の若手ドライバーテストを通してトップタイムを記録したジャン・エリック・ベルニュは、この日2番手のサム・バード(メルセデスGP)に2秒近い差をつける1分38秒917というタイムを記録。
このタイムは先週のF1アブダビGP予選でのセバスチャン・ベッテルのポールタイムから約コンマ4秒差という堂々たるパフォーマンスだ。サム・バードは、メルセデスGPで2012年仕様のエキゾーストをテスト。他の多くのチーム同様、メルセデスGPは最速タイムよりも開発作業に集中したが、それでもサム・バードは力強いタイムを記録した。3番手タイムにはジュール・ビアンキ(フェラーリ)、4番手にはオリバー・ターベイ(マクラーレン)が続いた。初日にもフォース・インディアで走行を行ったマックス・チルトンは5番手タイムを記録。だが、マックス・チルトンはベストタイムは赤旗の前と後に記録しており、ベストな走行はできなかった。6番手タイムはその赤旗の原因となったエステバン・グティエレス(ザウバー)が記録した。7番手にはF2王者のご褒美としてウィリアムズをドライブしたミルコ・ボルトロッティが記録。コンマ4秒遅れで8番手にケビン・チェッコン(トロ・ロッソ)が続いた。8番手タイムはアレキサンダー・ロッシ(チーム・ロータス)が記録。長身のためコックピットが合わず、ロングランに苦戦したアレキサンダー・ロッシだったが、この日74周を走行して1分44秒283を記録した。9番手を記録したヤン・チャロウズ(ロータス・ルノーGP)は、2日目にHRTをドライブしていた。10番手にはステファノ・コレッティ(トロ・ロッソ)が続いた。HRTはナタナエル・バートンがテストを担当。ヴァージンは、ロバート・ウィッケンズとシャルル・ピックが走行を行った。2011年 F1若手ドライバーテスト 最終日 順位ドライバーチームタイム周回 1ジャン・エリック・ベルニュレッドブル1分38秒91746 2サム・バードメルセデスGP1分40秒897104 3ジュール・ビアンキフェラーリ1分41秒347106 4オリバー・ターベイマクラーレン1分41秒51389 5マックス・チルトンフォース・インディア1分41秒57579 6エステバン・グティエレスザウバー1分42秒04977 7ミルコ・ボルトロッティウィリアムズ1分43秒22774 8ケビン・チェッコントロ・ロッソ1分43秒68635 9アレキサンダー・ロッシチーム・ロータス1分44秒28374 10ヤン・チャロウズロータス・ルノーGP1分44秒47082 11ステファノ・コレッティトロ・ロッソ1分44秒54548 12ナタナエル・バートンHRT1分45秒83951 13ロバート・ウィッケンズヴァージン1分45秒93434 14シャルル・ピックヴァージン1分46秒34849関連: 2011年 F1若手ドライバーテスト:参加ドライバー
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