ルノーF1チームは、2018年F1マシン『R.S.18』を発表した。2016年にワークスチームとしてF1に復帰したルノーは、3カ年計画でワールドチャンピオンを狙えるチームを構築していくことを掲げており、今年はその最終年。自動車メーカーのワークスチームとして名門復活を目指していく。
2018年のF1レギュレーションでは、2018年のF1レギュレーションでは、コックピット保護デバイス『Halo』の搭載が義務化され、また昨年までシャークフィンとTウイング、モンキーシートが搭載されていたエリアは制限され、その3つのデバイスは事実上廃止となる。ルノー R.S.18は、昨年と同様にイエロー&ブラックの“ルノー・スポーツ”カラーを採用。ノーズは先端の突起を含めてややワイドになり、バージボード周りは今年のトレンドでもある複雑なフェアリング処理が施されている。Ladies & gentlemen... Meet our 2018 challenger, the @RenaultSportF1 R.S.18! #LaRS18IsComing #RS18 #RSspirit pic.twitter.com/ELdwrD6wNe— Renault Sport F1 (@RenaultSportF1) 2018年2月20日ドライバーを務めるのは2年目のニコ・ヒュルケンベルグと昨年後半にレッドブルからローンで加入したカルロス・サインツ。デビュー以来、135戦で表彰台未登壇という不名誉な最多出走記録を記録を更新中のニコ・ヒュルケンベルグとしても表彰台争いを切望している一年となる。また、ルノーはエンジンマニュファクチャラーとしても今年からレッドブルに加わてマクラーレンにF1パワーユニットを供給。シャシーに定評のある強力なカスタマーを相手にワークスチームとしての意地を見せられるかに注目が集まる。ルノー・スポーツのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは「昨年は多くの点で成功を収めた。我々の再建の2年目であり、我々の長期的な計画と目標にむけたさらなる一方だった」とコメント。「2016年は雇用、投資、新たなスポンサー、新しい才能をもたらし、ブランドを築くことが重要だった。過去1年間で我々は多くのエリアで進歩を果たした。順位表では9位から6位となり、多くのレースではグリッドで4番目に速いチームであることがしばしばあった。これは非常に野心的な計画への我々の推進、コミットメント、そして、遵守の証だ。我々が望む場所、そしてトップチームに挑戦するという目標に向けて数値化された進歩もある」「(2018年の)一番の目標は継続的な進歩を示して結果を残し続けることだ。パワーユニット、シャシー、オペレーション、ドライバーといったすべての点において我々の進歩を示したい。すべてを改善し、成長し続ける必要がある」「レースで直接対決するチーム、上位勢とのギャップ、ファンベースやチームがトラック内外での行動から得ているリスペクトといった様々な点でそれを示していきたいと思っている」ルノー R.S.18 画像
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