ルノーは1月24日(木)の取締役会で会社法違反で起訴されたカルロス・ゴーンの最高経営責任者(CEO)兼会長兼の辞任を承認。後任会長としてミシュランのCEOを務めるジャン・ドミニク・スナール、後任CEOとしてティエリー・ボロレを任命。二頭体制を敷くことになった。すでに日産自動車と三菱自動車はすでに会長職を解いており、カルロス・ゴーンは3社すべてのトップから退いた。
ルノーの株主であるフランス政府のブルーノ・ルメール財務相は、ルノー次期会長の“絶対的優先事項”は“アライアンスの強化と日本当局との連携”だと述べていた。日産自動車の西川広人社長は、1月24日の夜に横浜市の本社で記者会見を開き、ジャン・ドミニク・スナールを取締役に迎える方針を表明した。