ルノーは、今週ドニントン・パークでのプレシーズンテストでデビューさせた新しいフォーミュラEのパワートレインの性能に自信を持っている。テストでは、ルノーのパワートレインを搭載するe.damsのセバスチャン・ブエミが、2日間ともトップタイムを記録。2日目のタイムは、昨年のSpark-Renault SRT_01Eの最速タイムを上回った。
ルノーのフォーミュラEプロジェクトを率いるヴィンセント・ガイラードットは「今回は我々にとって新しいパワートレインでの初走行だったが、ほぼトラブルフリーで走行でき、パフォーマンスも非常に有望だ」とコメント。「もちろん、開幕戦までにやらなければならないことはたくさんあるが、我々がどの位置にいるかが示された」「また、プラクティス、予選、レースを含めたフルの“イベントシミュレーション”もできた」昨年、ネルソン・ピケJr.に1ポイント差でチャンピンを逃したセバスチャン・ブエミは、e.damsルノーが“多くのポテンシャル”を持っていることを証明したと考えている。「もちろん、今回はただのテストだし、軽く見てはいけないけど、僕たち全員がこの2日間のリザルトに本当に満足していると思うとセバスチャン・ブエミはコメント。「ドニントンに戻ってくるたびに改善できるようにまだ作業しることがあるけど、全体的に良い2日間だった」「ウェットで走行できたのも素晴らしいことだ。異なるコンディションでのパワートレインの機能を見ることができたからね」