ルノーF1は、2020年F1マシン『R.S.20』に積極的なアップグレードを計画している。ルノーF1は、2021年の新しいF1レギュレーションに完全に焦点を当てることをすでに明らかにしており、2020年は事実上捨てたものだと考えられていた。部分的にそれは真実かもしれないが、シーズン序盤にメルボルン、ベトナム、オランダでアップグレード投入する積極的な開発計画を立てている
「コンセプトは優れている」とルノーF1のエグゼクティブディレクターを務めるマルチン・ブコウスキーは語る。「今後、すぐにアップグレードが投入される」しかし、ルノーF1のアキレス腱はエンジンになる可能性がある。Auto Bild によると、メルセデス、ホンダ、フェラーリとは異なり、ルノーの2020年型F1エンジンは基本的には昨年と同じままだと報じている。また、ルノーのF1エンジン責任者であるレミ・ラフィンは、今シーズンのアップグレードは“スペック2”だけになることを明かしている。ルノーの内部関係者は「エンジンだけですぐにコンマ3秒を失うだろう」と述べた。