ルノーF1チームは、パット・フライが2020年からチームに加入することを発表した。長年マクラーレンで仕事をしていたパット・フライは、昨年9月に8年ぶりにチームに復帰。トロロッソからジェームス・キーが加入するまでの間、今季マシン『MCL34』の開発をパフォーマンスディレクターのアンドレア・ステラとともに主導していた。
しかし、今年7月にチームを離脱し、ガーデニング休暇に入ったことが報じられていた。ルノーF1チームは、11月2日(日)に声明を発表。マクラーレンとの契約が終了次第、パット・フライがチームに加入することを発表した。ルノーF1チームのエグゼクティブディレクターのマルチン・ブコウスキーは「再びパットと仕事ができることを嬉しく思う。彼の到着は、我々のチーム構造の構築と改善における新たなステップだ。パットの経験、才能、決意は、進歩を続ける我々の新たな資産となる」と述べた。ルノーF1チームは、空力部門の再編を進めており、エアロダイナミクス責任者のピート・マチンがチームを離れ、ダーク・ド・ビアが後任を務めることを発表している。