ルノーは、F1ベルギーGPからワークスチームとカスタマーのマクラーレンにアップグレード版“スペックC”エンジンを順次投入していくとしている。ルノーのF1エンジンを搭載するニコ・ヒュルケンベルグ、ダニエル・リカルド、カルロス・サインツ、ランド・ノリスは、今シーズンすでにエンジンペナルティを受けており、アップグレードが導入された時点で各ドライバーはグリッド後方からスタートすることを意味する。
「サマーブレーク後にペナルティを受けることになるだろう。我々はそれをわかっている」とルノーのF1チーム代表を務めるシリル・アビテブールは Autosport にコメント。「残念ながら、バーレーンからそういう計画だった。メルボルンでカルロスがMGU-Kに問題を抱えて火災によってエンジン全体を失ったときでさえね」「我々が劣勢に立たされており、いくつかのペナルティを受け入れなければならないことはわかっている。それらはエンジンの新しいスペックと同期することになるだろう。それは最終スペックであり、スペックCだ」「いつに導入されるかは確認したくないが、それはペナルティと少しの追加のパワーを意味するだろう」ルノーのエンジン責任者を務めるレミ・タフィンは、ルノーの2019年型F1エンジンは1000馬力を達成しているときがあると語っている。「予選での特定のパフォーマンスピークでしかないがね。常にそのパフォーマンスを発揮することはできいない。レースでは950馬以上であり、960~970馬力のときもある」とレミ・タフィンはコメント。「サーキットや温度など多くの要因に左右される」
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