ルノーF1のチーム代表であるボブベルは、親会社であるルノーがF1を撤退することは考えていないと語る。クラッシュゲート・スキャンダルによって、F1での将来が危ぶまれている。2年間の執行猶予付きの参戦停止処分が下され、タイトルスポンサーであるINGを失ったルノー。チーム代表のフラビオ・ブリアトーレ、エンジニアリングディレクターのパット・シモンズはチームを去り、またスタードライバーであるフェルナンド・アロンソも来年からフェラーリへ移籍する。
しかしボブ・ベルは、ルノーがF1継続をコミットしたままだと語る。「チームだけでなく親会社にとっても、かなり深く、難しい危機だった」「ルノーが我々を支持したという事実が、彼らがチームとF1の両方への関わりのすべてを物語っている」ルノーがF1を撤退するかという質問にも「彼らは我々を支持しているし、それが答えだと思う」とF1継続に自信をみせている。ルノーは、来週にもフェルナンド・アロンソの後任ドライバーを発表するといしている。