ルノーのリザーブドライバーに就任したエステバン・オコンは、今年F1での仕事とDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)の参戦を同時に進めるのは“物凄いチャレンジ”だと考えている。 今年、エステバン・オコンは、マノーのF1ドライバーに就任した現DTMチャンピオンのパスカル・ウェーレインに代わって、メルセデス・ベンツからDTMに参戦する。
フランス出身のエステバン・オコンは、ワークス復帰を果たすルノー・スポールF1チームともリザーブドライバー契約を結んでおり、何度か金曜日のフリー走行への参加も予定されている。昨年のGP3王者であるエステバン・オコンは「今年はフルの1年だし、物凄いチャレンジだ。たくさんのことを学ばなければならない」と Speedweek に述べた。 「DTMとF1を同時にやるのは簡単ではない。大変だろうね。でも、僕はまさにそれに立ち向かうためにここにいるんだ」 「若手ドライバーのゴールはいつだってF1にいくことだし、それが僕の将来の目標でもある。でも、今はDTMにとても満足している。僕にとって素晴らしいな機会だし、このシリーズでたくさんドライブしたい」 ルノー・スポールF1チームは、ジョリオン・パーマーとケビン・マグヌッセンを2016年のレギュラードライバーに据えている。ケビン・マグヌッセンは前任のパストール・マルドナドがスポンサーシップを失ったことを受けてF1グリッドへの復帰を果たす。