ルノーのエンジン部門を率いるレミ・タフィンは、ワークスチームであるルノーとカスタマーチームのレッドブルとのバトルに期待している。先週にルノー・スポールF1チームが立ち上がったが、レッドブルのアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、マニュファクチャラーとしてのルノーは新規のワークスチームよりレッドブルにそのリソースを集中させるべきだと述べていた。
レミ・タフィンは、その発言に驚かなかったとし、トラック上でレッドブルと戦うことを楽しみにしていると述べた。「私がヘルムート・マルコ博士の立場ならば、まさにそう言っただろう。なぜなら、彼はチームにとってのベストを望み、勝利を求めているからだ。実際、彼が反対のことを言いでもすれば私は驚いただろうね。これは私なりの意見だがね」「我々がルノーの勝利を願っている以上、いずれは非常に優れたエンジンを持たなければならないし、そのときもレッドブルがそのエンジンを使っていれば、彼らは確実にコンペティティブなパッケージを手にすることになるだろう」「良いバトルになるだろう。レッドブルと戦えれば嬉しいし、いつか勝つことができれば当然ハッピーだ」ルノーがチーム全体を運営するための投資を増やした今、それによってプレッシャーが大きくなってはいないとレミ・タフィンは語る。「プレッシャーが問題というわけではない。それなら常にかかっている。そのプレッシャーを良いプレッシャーに変えることができる能力が重要だ。すでにレッドブルや他のカスタマーとともに、正しくやり遂げ、トップに立つための圧力にさらされてきた」「今は我々独自の会社になり、自分たちのマシンに取り組み、もちろん優勝できればこの会社の勝利になる。重要なのはチームを築き、全員のために達成していくためのスピリットだ。先ほども述べたように、それはルノーのためだ。プレッシャーはあるし、それは高まるかもしれないが、より自然なことでもある」
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