フラビオ・ブリアトーレは、新生ルノーがF1グリッドのトップに返り咲くためには、ドライバー変更を含めた完全なオーバーホールが必要だと思っている。先週、ルノーはロータスF1チームを買収して、2016年からワークスチームとして参戦することを発表。ルノーは成功のために3年計画を立てているが、元チーム代表のフラビオ・ブリアトーレは、F1にはすぐに勝てるチームが必要だと考えている。
「3年という時間は長い」とフラビオ・ブリアトーレは Gazzetta dello Sport に述べた。「F1は瀕死状態だ。3年が終わりまでに強いルノーが必要だ」「ルノーがテキニカルチームを含めた全てを作り直さなければならないのも事実だ。エンストは素晴らしいエンジンアを失った。ヴィリー・シャティヨンもね。簡単ではないだろう」ドライバーに関しては、パストール・マルドナドとジョリオン・パーマーが2016年のドライバーとして契約しているが、ドライバーランナップも変更する必要があるとフラビオ・ブリアトーレは考えている。だが、今のところは、2005年と2006年にルノーでワールドチャンピオンを獲得したフェルナンド・アロンソの移籍は除外している。「勝ちたければ、ドライバーも代えなければならない」「ルノーでのフェルナンドの第3期? いいや、現時点ではない。彼はホンダと契約している」また、フラビオ・ブリアトーレは、現在F1を支配するメルセデスをトップから引きずり落とすほどの大躍進はできないだろうと考えている。「メルセデスは大きなアドバンテージを持っているし、来年もメルセデスがポールでフェラーリが追いかけるという同じストーリーになると考えている。フェラーリがメルセデスとのギャップを縮められるとは思わない」
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