ルノーは、アップグレード版パワーユニットを完成させたが、レッドブルが今週末のF1アメリカGPでそれを使用するかは定かではない。これまでルノーは割り当てられた12トークンを使用していなかったが、F1アメリカGPを前に“大部分”を使用したとみられている。今週末、最新仕様が投入されるかはレッドブルとともに決定させる。
レッドブルは、ダニエル・リカルドもダニール・クビアトもすでにエンジン配分を超えており、どんな変更でもグリッドペナルティを科せられるようになる。レッドブルがオースティンで新仕様のエンジンに交換しないと決めた場合、ルノーはロシアで搭載したエンジンを準備する。トロ・ロッソは、オースティンでは新スペックを搭載しないとみられている。ルノーは今回のアップグレードでICE(内燃機関)を集中的に改善。またターボにも変更を加え、ダイナモ上で信頼性のチェックも行ったという。だが、ルノーは全てのトークンを使用したわけではないとみられているが、残りのトークンを投入する予定はなく、来季にむけた開発プランを進めているとされている。ルノーは、ロータスF1チームの買収に基本合意してるが、正式契約には至っていない。