ルノーは、ロータスF1チームを買収する基本合意書にサインしたことを発表した。これまで長く噂されていたルノーのロータス買収。ルノーは、現チーム所有者のジェニイ・キャピタルからチーム株式を買い戻し、完全なワークスチームとしてF1に復帰することになる。ルノーは、2002年〜2009年にエンストンに拠点を置く同チームを所有。、2005と2006年にはフェルナンド・アロンソとダブルタイトルを獲得していた。
財政難に陥ったルノーは、昨年のレースからの未払い請求のため、F1日本グランプリでホスピタリティから締め出され、バーニー・エクレストンがチームスタッフの食事を手配していた。ルノーは、エンジンサプライヤーとして活動することはないとしており、レッドブルとの分裂は今後数日で発表されるとみられている。「ルノー・グループとジェニイ・キャピタルの系列会社グラビティ・モータースポーツは、ルノーによるロータスF1チームの経営支配権の取得に関する基本合意書にサインしたことを発表できることを嬉しく思う」とルノーは声明で述べた。「この基本合意書のサインは、世界最高峰のモータースポーツ世界選手権への38年間のブランドのコミットメント拡大し、2016年シーズンからルノーF1チームのプロジェクトへのルノーの第一歩を踏み出すものだ」「ルノー・グループとジェニイは、チームと他の利害関係者のあらゆる条件を満たし、最終的にこの初期の事業を正式な取引に成立させるべく、今後数週間、協力して取り組んでいく」
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