ルノーは、レッドブルへの将来のエンジン供給に関連する噂は“消え失せる”だろうと主張する。レッドブルが所有するサーキットで行われF1オーストリアGPの週末、パドックではレッドブルがルノーと別離し、独自のF1パワーユニット製造を計画しているとの噂が広がった。また、それと関連して、もしそうなった場合にはルノーがF1から完全に撤退する可能性があるとも噂された。
ルノー・スポールのF1チーフであるジャン・ミシェル・ジャリニエは、それらの噂について「我々はレッドブル・レーシングと2016年末までの3年にわたるサプライヤー契約を結んでいる」と Speed Week に明かした。「両テクニカルチーム間の協力関係はとてもうまくいっている。我々はライバルに追いつくため、今季のエンジンを開発している。しかし、同時に来年のパワーユニットにも多くの力を注いでいる。私は今年中にメルセデスに追いつけると確信しており、来年はシャシーと合わせて非常に競争力のあるマシンを持つと信じている」「そうなれば、こういった噂は消滅するだろう」しかし、ルノーがレッドブルをなだめ、独自エンジンのうわさに終止符を打つことができる唯一の方法は、不備のある2014年のパッケージを見捨て、おそらくはメルセデスのようなコンセプトと共に一からスタートすることだと言われている。だが、ジャン・ミシェル・ジャリニエは「2015年のエンジンは新開発というより改良型になる。もちろん、エンジン規則の範囲でやれることはすべてやって、開発を推し進めるつもりだ」
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