ルノーのカルロス・ゴーン会長は、2015年に同社の1.6リッター V6エンジンの価格を下げることを確約した。26日(日)、トロ・ロッソが2014年からルノーのエンジンを使用することが発表されたが、ウィリアムズはルノーのエンジン価格を考慮して供給元をメルセデスに変更するとみられている。
報じられたところでは、ルノーのV6エンジンはメルセデスよりも数100万ユーロは高いとされている。だが、カルロス・ゴーンは、2014年に値下げするつもりはないが、2015年からはパワーユニットの価格を下げることを確約すると述べた。2015年にはホンダがマクラーレンとのジョイントプロジェクトでF1復帰することを発表している。「エンジン費用について懸念があるのは理解している。だが、我々はそれらのコストを下げることに取り組むことを確約する」とカルロス・ゴーンは Reuters にコメント。「まずは2014年にパフォーマンスを適切なレベルにし、非常に競争的で効果的なパワーユニットを得られると我々のチームを安心させたい。そのあと少しずつ合理化して、単純化しコストを下げていく」「2014年は誰に対しても価格を下げるつもりはない。だが、我々は毎年、より効果的なエンジンを作り、コストを削減し、ユーザーのコスト削減に協力しようと懸命に取り組んでいる」ルノーは、もうひとつのエンジン供給元であるロータスも失う可能性があるが、カルロス・ゴーンは、ルノーは少なくとも3つのカスタマーチームで来シーズンをスタートできると確信している。「第3のチームがすぐに来ても我々は驚かないだろう。もっと多くを抱えることになるしれないが、我々はそれより多くを必要とはしていない」「必要性よりも機会の問題だ。だが、必要性に関して言えば、我々は3チームを必要としている」カルロス・ゴーンは、ルノーはF1に対して長期的な将来を確約し、“会社にとって意味をなす限り”ルノーはF1に残ると述べた。「今日、F1は我にとって意味のあることだ。我々は2014年の新しいテクノロジーに多くの投資をした。それが10年もしくは15年も意味をなし続けるかは誰も排除することができない。利益を得ている限り、我々は続けていく。現在、我々はそうなので、続けていくつもりだ」関連:ホンダ、F1復帰を正式発表!マクラーレン・ホンダ復活!
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