ルノーは13日(水)、チームの元空力技術ディレクターであるディノ・トソが、闘病の末に他界したことを発表した。ルノーの空力部門を支えたディノ・トソが他界した。39歳だった。ディノ・トソは1995年にBMWのGTプログラムでモータースポーツの仕事に就き、1997年にジョーダンへ移籍するまでエンジニアとして働いた。2000年にジョーダン時代の同僚であるマイク・ガスコインと共にルノーへ移籍。2003年に空力部門のチームに昇格した。
2004年に癌と診断されたが、治療を受けながらルノーでの仕事を続け、ルノーの2005年と2006年にドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルの2連覇に大きく貢献した。今年6月にルノーを退職。今日の朝早く、自宅で静かに息を引き取った。ルノーF1チームの声明「ディノは、F1で最も成功した空力部門を築きあげるのに尽力してくれました。それは、ルノーF1チームが2005年と2006年にドライバーとコンストラクターズのタイトルを2連覇の助けとなえいました。彼のチームへの貢献、彼の結果と病気に対しての勇気はチーム根付いています。彼の死は大いに惜しまれることでしょう。チーム全員が、彼のご家族にお悔やみ申し上げます。」