グループ・ロータスは、今後数年でロータス・ルノーGPの完全な支配権の獲得を目指しているようだ。グループ・ロータスは、ロータス・ルノーGPの50%の株式を取得。残りの50%はジェニイ・キャピタルが保有している。グループ・ロータスのダニー・バハールCEOは、将来の計画についてはまだ何も決定していないが、今後数年でチームの完全な支配を検討していることをほのめかした。
「プロジェクトの最後には自分たち自身で管理したい。それが我々のやり方だ」とダニー・バハールはコメント。「それと同じルートだ。どこかでスタートし、ゆっくりと主導権を握っていく。我々は長期的にチームのスポンサーでいるためにいるわけではない」一方、ジェニイ・キャピタルのジェラルド・ロペスも今のところ関与を続けることをコミットしている。「リアルな時間的な区切りはない」とジェラルド・ロペスはコメント。「将来、パートナーシップが進化する可能性はある。我々自身でさえ、5年後に世界がどうなっているかを議論するのは本当に難しい」「将来、変化があっても驚きはしないだろう。しかし、現段階での状況は良い。我々は長期的にコミットしている」ここ最近のグループ・ロータスの動きには、財政面における懸念の声が上がっている。しかし、ダニー・バハールはロータスが成功するための資金はあると譲らない。「株主、銀行、投資家からの支援なしでコミットしたわけではない」「そうでなければ、このような野心的な計画を持ち出すことは愚かだ」関連:ロータス・ルノーGP誕生!グループ・ロータスとルノーが提携を発表