レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1韓国GPでマーク・ウェバーが故意にトラックの反対側に横切って、他のタイトル候補を道連れにしようとしたという報道に反論した。マーク・ウェバーは、F1韓国GPで再スタート後のわずか1周目でスピン。ウェバーのマシンは、ウォールにヒットしたあと跳ね返り、後続のニコ・ロズベルグと接触。フェルナンド・アロンソは、なんとか接触をかわした。
ゲルハルト・ベルガーは、ウェバーがタイトル争いをしている他のドライバーを道連れにするために故意にコース上にマシンを横切らせたと主張。ウェバーと接触してクラッシュリタイアを余儀なくされたニコ・ロズベルグも「クレイジーだ」とウェバーを批判した。しかし、クリスチャン・ホーナーは、ウェバーはマシンがそれほど損害を受けていないと考え、スピンターンをしてレースに復帰しようとしたのだと述べた。「F1のあらゆる事件と同じように、まったく事実無根で意見される」とクリスチャン・ホーナーは Daily Telegraph にコメント。「まったく疑う余地はない。マークは、韓国GPでクラッシュで他のドライバーを道連れにしようとはしなかった。異なったことを言い出すなんて馬鹿げている」「ウォールに衝突したあと、マークのクルマが酷いダメージを受けていたことはテレビやデータ上で明らかだった。しかし、諦めずに続けようとするのは競争的なドライバーの気質であり、本能に近いものだ」「酷い状況のなかで、マークは全てのドライバーがそのような状況でするのと同じようにとっさに続けるという決断をした。マークが故意に他のドライバーを道連れにしようというなんて馬鹿げている」「マークは今回の事故に対してすぐに責任を認めた。それ自体がs信用に値することだ」マーク・ウェバーは、F1韓国GPでノーポイントに終わったことによりチャンピオンシップ首位から陥落。14ポイントのリードから、11ポイントのビハインドに変った。関連:マーク・ウェバー、故意にライバルをクラッシュの道連れに?
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