レッドブルは、トルコGP決勝でマーク・ウェバーが7位入賞、デビッド・クルサードが9位完走を果たした。週末を通して速さをみせたレッドブル。マーク・ウェバーはチームに2ポイントをもたらし、最近のレースでクラッシュによるリタイアが続いていたデビッド・クルサードも9位で完走した。
マーク・ウェバー (7位)「2ポイント獲得できてハッピーだが、最高にエキサイティングなレースだったとは言えない。フェルナンド(アロンソ)に付いていくのが精一杯だった。でも、今日のぼくたちにとっては彼は少し強すぎたので、それも容易なことではなかった。もう少し彼と戦えるようなコンディションだったら良かったけどね。ロズベルグ(ニコ)は怖い存在ではなかったので、最終スティントは少しスピードを緩めた。金曜日のクラッシュの後でクルマに手を加えていたこともあったので、またポイントを獲得できたのはチームにとっても嬉しいことだった。でも、もうポイント獲得だけでは喜んでいられない。もっと上を目指して戦いたい。しかし、もうすでに昨年のトータル獲得ポイントと同ポイントなので、順調だと言えるだろう」デイビッド・クルサード (9位)「今日はギリギリでポイントに届かず悔しかったが、クルマを見回してもダメージはないので誰とも接触せずにレースを完走できたようだよ!ぼくは全力でレースを戦った。2回目のピットストップの直前に0.5秒落とし、ニコ(ロズベルグ)のすぐ後ろでレースに戻った。おそらくこれが結果を左右する決定的な要因だったと思う。チームの戦略は良かったが、あとほんの僅かなスピードをクルマから絞り出すことができなかった。アンダーステアが少しあってドライバビリティも良くなかったので、思ったようにアクセルを踏み込むことができず、1周につき0.1秒のタイムロスに繋がった」クリスチャン・ホーナー「今日のマークは主にフェルナンド(アロンソ)を相手にレースを戦っていた。1回目のピットストップでは、もう少しで彼を抜けるところだったが、0.5秒の差でそのチャンスを逃してしまったのはついてなかった。最終的には7位という結果で、連続4回目のポイント獲得を達成した。デイビッドは、1周目で(ニコ)ロズベルグに抜かれ、レースの最後まで彼を追い続けることになった。彼の方が速く見えたが、残念ながら戦略でも彼を出し抜くことはできず、デイビッドは悔しい9位の結果に終わった。今回も引き続き完ぺきな信頼性を誇るレースになったのは嬉しいことだ」ファブリス・ロム ルノー・プリンシパルエンジニア「6位フィニッシュを期待していたので少し残念だったが、良い結果だったと思う。コンストラクターズ・チャンピオンシップでも1位上昇したし、エンジンのマネージメントという点に関しても満足している。前回のレースではフェルナンド(アロンソ)にトラブルがあったので、我々も少し心配していたんだ。今回は特にターン8がエンジンに厳しいコースなので、エンジンがここで高い信頼性を発揮したことにも満足している」
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